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【in-transition】本当に人生の舵取りしてきたのかどうかについて



LITRAメールマガジン【in-transition】読者の皆さま、

いつもお読みいただきありがとうございます。


今日のテーマは「舵を取る」。


ぼくは新規就農を目標に、3年前の2020年10月にニセコ町地域おこし協力隊に着任しました。

そして卒隊した今、新規就農ではなく、おすそわけマーケットプレイス

「ツクツク」の特約店として法人化の準備を進めています。

ぼくは大学院卒業後、石油や液化天然ガスを生産する設備を造る

プラントエンジニアリング会社に勤めていました。

新入社員の頃には、40代で起業するとは夢にも思いませんでした。

世界を舞台にエネルギーの仕事をするぞ!と張り切っていました。

環境や自分自身の変化を感じながら、これまでの前半生、

自分で考えて、自分に従って、ここ数年は家族を巻き込んで、

自分の人生の舵取りをしてきたと思っていました。


でも、このメルマガを書きながら気づいたのは、

ぼくは人生の舵取りをしてきたんじゃなくて、船を乗り換えてきたんだということ。


こういう発見や気づきがあるから、アウトプットしながら考えるのが楽しいんです!

このメルマガの名前が【in-transition】(変化の過程)としているのも、

その時の自分の思索の結晶であるひとつひとつの記事が、

変化の道標、灯台として残したいと思ったからなんです。

そんなぼくの楽しさが少しでも伝わっていたらうれしいです。

閑話休題。


人生が航海だとしたらと考えると、

ぼくは色々と思いが巡ります。


航海(=人生)の目的地はあるのだろうか?

目的地があるとして、そこに辿り着くための地図や羅針盤となるものはなにか?

どんな船で航海しているのだろう?


ぼくは今までの人生を自分で舵取りしてきた気になっていたけど、

「システムという船」の乗り換えをしてきたんだなと。


そこに気づくとですね、

冒頭の宙船の歌詞の意味がより深く響いてくるのです。


この歌詞の中の「おまえ」さんは、

なにかの船に乗っていて、

船を進めるためのオール(櫂)を持っているんですね。

みなさん、その船をイメージしてみてください。


さて、この船には誰が乗っているのでしょうか?

そして、そのうち何人がオールで船を漕いでいるのでしょうか?


ぼくは最初、一人乗りの船だと思っていましたが、

皆さんはいかがでしょう?


きっとこの船は自分以外の人も乗っているんですよ。

でもね、乗っている人みんながオールを持ってなさそうなんです。


そこで、「おまえ」はどんな船に乗っているんだ?

「おまえ」は自分で船を漕いでいるのか?

と、みゆき師匠が迫ってくるわけなんです。


今日もここまでお読み頂き、ありがとうございました!


次回は、このお話の続き、「システムという名の船」をお届けします。


LITRA代表 加藤亮介


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