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メールマガジン バックナンバー
【N0.6】人が育つファシリテート力
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☆お知らせ☆
このメルマガでは、きよちゃんとHONO(娘12歳)が、心身共に健やかな生き方を提案・情報発信しています。
家事に子育てにPetのお世話にと頑張っているあなたが、その大切な家族と共に、もっと自由でもっと幸せな暮らしへとシフトしていってほしい!という願いを込めた、応援メッセージをお届けします。(その始まりについては【N0.0】の記事を読んでみて下さいネ)
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〜本日はきよちゃんがお届けします〜
こんにちは。
日々、子どもやPetの育ちを育む中で、楽しく幸せなことも沢山ある一方、色々な難しさも感じています。
育てられる、教わる側にいるときは、なんだかんだと文句を言っていたことが、
実際に育てる、教える側になるとその難しさを実感したりした経験ありませんか?
中でも頭を悩ませることが多いのが子どもとの関わり方。
過保護も良くないけど、放置も良くない。
自由にさせたいと思って「何でも好き勝手にして良いよ〜」では社会で生きていけないし、かといって、手取り足取り何でも口を出してこちらの想定内に納めようとすると、自分で考えたり判断ができない指示待ち人間に育ってしまったり、誰かの価値観に縛られて自分の人生を生きられなくなってしまう。
「やるべき事をきちんと出来る能力と枠にはまらずに自由に発想し想像していく能力」どちらも大切で、人によって得意不得意はあるとしても状況に応じて発揮し、使い分けられる事が必要だよなぁと感じています。
じゃあ、その中庸ともいえるスタンスを育むのに必要なのは何か?というと、管理でも放置でもないファシリテートという方法。
良くある例えに、オーケストラの指揮者があります。
色々な楽器、色々なタイミング、色々な音色、大きさ、早さ…それを1つの曲の中で美しく調和したハーモニーを奏でるには、指揮者が欠かせない存在ですよね。
だけど、決して指揮者が「させている」わけではなく楽器の演奏者もそれぞれ自律して演奏しています。
ただ、指揮者がいなくても曲にはなるだろうけど、それぞれが好き勝手に弾いてしまうと少しのズレが不調和を起こしてせっかくの良さが発揮されない。
だから、楽器の魅力を存分に表現しながらもお互いにちょうど良い感じで組み合わさるよう、必要な部分だけちょっと整えたりこうしましょう〜という指示を出す。それによって、目的の音楽の表現がより素晴らしい形で達成される。
親としての役割って、きっと、そういうことなんじゃないかなと思います。
ここで必要になってくるのが「それをする目的」。
そこには、こちらとあちらの意図や目的がしっかり共通認識になってることがとても大切で、Aという曲を弾きたい奏者に指揮者がBという曲を弾かせることは出来ないワケです。
オーケストラもその曲を「素晴らしいものにしよう」という共通の目的があるので、指揮者のファシリテートが機能します。
これを、将来を意識できるくらいの年齢の子どもとの関わりで言えば、
大切にしている価値観は?
どういう感情を味わいたいのか?
どういう日々を送りたいのか?
何に本質的な生きる悦びを感じるのか?
そういったことをお互いに確認しながら、子どもが人生に於いて求めている方向性や目的を明確にすると、どこに向かうためのファシリテートなのか?がわかってきて親としてのサポートが機能するようになっていきます。
これがズレていると、単なる余計なお世話だったり、足を引っ張るってことにもなりかねず、余計なトラブルに発展したりするんですよね。だから、目的目標をきめて本人が自走していけるよう必要な環境を整える…親にできる事ってそのぐらいだなって思うんです。
環境というと、家庭環境、そして、色々な人と関わって価値観に触れて一定の安全を確保しつつ思い切って挑戦できる、そして仲間に応援してもらえるような家庭以外の環境。それができればもう後は、本人が自ら育つのを見守り、必要な時は社会人先輩としての最低限の介入で、修正不可能なほどズレてしまわないようにするっていうスタンスが良いのかなって最近思います。
まあ、この介入には親としての度量が問われる部分でもあって、将来への不安とか心配とかと常に隣り合わせでもあるかもしれません。
自分の中に不安とか心配が湧いてくると、ついつい管理したくなる(^_^;。
その方が親が安心だから…なのですが、親の想定内で生きる事を求められると子どもはすごく苦しいですし、既存の社会での経験値しかない私達親世代が、これからの社会において常に適切な想定をできるとは全くもって思えないので、自分の常識を越えることを恐れないことが大事だし、それは、親自身を成長させる事にも繋がるなと思います。
うちでもHONOは、私の提案に対しては、それなりに検討したり、受け入れたり、あっさり断ったりしますが「●●しなさい」って言う感じの管理モードになると、そもそも初めから拒否モードになります。
わかりやすすぎる…(^0^;)
何がわかりやすいかって言うと、私のその言葉の出所がネ(^_^;)
不安や心配、〇〇しないとダメといったネガティブな源泉から出ている言葉だと、そういう反応を引き出すんです。
非言語エネルギーは無意識でもストレートに伝わりますね。
子育ては自分育て、を日々痛感しています(>_<)
このファシリテート力は、これからのTEAMや仲間との関わりがより重要になっていく社会において、家庭から組織運営まで幅広く必要とされる能力だなと感じています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
では、また!