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宮城は原点!

「1/10 Fukushimaをきいてみる」シリーズ監督の古波津 陽です。
メルマガのご登録&応援ありがとうございます。今号は#30です。


いよいよ宮城県で初となります!お近くの皆さん、ぜひお集まりください。
「1/10 Fukushimaをきいてみる」、仙台と石巻の2箇所で無料上映。


宮城県と言えば、私が「1/10 Fukushimaをきいてみる」の
プロジェクトを始めるきっかけとなった旅行を思い出します。


その話は後半でさせていただくとして、最初に仙台と石巻の
上映主催者さんによるコメントを紹介させて下さい。





●仙台上映 主催:島影正孝さんより


「1/10 Fukushimaをきいてみる」
このタイトルは数年前からFacebookの投稿を見て知っていました。


見に行きたいな〜と思いながらも日程が合わなかったり上映地が遠かったりと、
なかなか実現せずにおりました。


1/10の意味もわからずにいましたがこの疑問は友人から誘われて
この映画の主催をする事になり理解出来ました。


10年間Fukushimaの声を聞き続けて毎年映画にする。
10年間聞き続ければその変化も知る事が出来る。


今回の午前と午後の2回で2年分の声を聞けますが
多分残り8年分の声を聞きたくなると思います。


古波津監督、スタッフの皆さんに感謝申し上げます。


★2023年 10月 21日(土)
昼の部 2017年版
13時40分開場
14時10分上映開始 
本編78分+監督アフタートーク(オンライン)

夜の部 2022年版
17時30分開場
18時上映開始
本編105分+監督アフタートーク(オンライン)

場所 : 仙台市市民活動サポートセンター
宮城県仙台市青葉区一番町4-1-3

本上映会は事前予約制です。
こちらへお申し込みください

yuansanseries@gmail.com


詳細はこちら。

https://home.tsuku2.jp/f/1_10ask/Fukushima


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●石巻上映 主催:阿部拓郎さんより


この度、たくさんの縁が紡がれて石巻で上映を開催する運びとなりました。
福島も宮城も大きな影響を与えた東日本大震災での様々な事故。


あの時から12年が経過し、今だからこそ石巻での上映が大切と考えております。
皆様のご来場、心よりお待ちしています。


★2023年 10月 21日(土)
開場13時30分
開始14時00分
※上映時間 105分+監督によるアフタートーク<現地>

場所 : シアターキネマティカ
宮城県石巻市中央1丁目3-12
本上映会は事前予約制です。
こちらへお申し込みください

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfZpGgPWZJCpx4VvfJ6nvMSTvFz4JP_A8IKz6sxL4-mtcKmQg/viewform


詳細はこちら。

https://home.tsuku2.jp/f/1_10ask/Fukushima


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仙台の島影正孝さん、石巻の阿部拓郎さん、ありがとうございます!
宮城県での上映、とても楽しみです!


仙台ではオンラインでトーク、石巻では現地にお邪魔してトークさせてもらいます。
会場でお話ししましょう!


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さて、ここから昔話です。
2011年の東日本大震災から、3か月後のことです。


宮城県出身の親友に連れられて、私は名取〜石巻〜女川〜気仙沼を訪れました。
被災地の様子を現地で見たのは初めてです。


あまりに広大な沿岸部の被災が、自分のイメージと合致しなさすぎて、脳が完全に思考停止しました。
テレビは、アングルと瞬間を切り取っているのだとあらためて実感しました。


自分の仕事も同じ技術を使って映像を作るに、そのことが全く想像できていませんでした。
報道で伝えるのはインパクトあるものだけ、視聴者もテレビをつけながら見たいところしか見ていない。


しかし現場では360°全アングルで津波の爪痕が広がり、
毎秒毎秒どうにもならないその状況が続いている。そのギャップ。


瓦礫になったものはよく見ると生活を支えていたものです。
そういう情報が目と耳、鼻や肌を通して入ってくる。


被災地の中に立つというのは、あらゆる情報を受け入れること。
テレビの枠内で、選ばれたものを眺めるのとは真逆の体験でした。


それでも不思議と「何かしなきゃ」と慌てることはありませんでした。
これだけ大きな被災は自分の人生のどこかで必ず交差する。


それが何年後か何十年後かわからないけど、その時に役に立てればいい。
と、そんな覚悟ができました。


「1/10 Fukushimaをきいてみる」を始めたのはそれから2年後のことです。


実は、その前に再び宮城県を訪れて、みやぎびっきの会が歌う復興支援ソング
「虹を架けよう」(作詞作曲:小柴大造さん)のミュージックビデオを撮りました。


https://www.youtube.com/watch?v=gWIszAw_CbU


この歌の「虹」を表現するのに様々なカラーの長いフラッグを使って、
宮城県の十数箇所の沿岸部や避難所で様々な人に振ってもらいました(お世話になりました)。


その時にあたたかく歓迎されたのを思い出します。
打ちのめされただけでは終わらない、皆さんのたくましさを感じて衝撃を受けました。


それが「1/10 Fukushimaをきいてみる」を撮る動機へと続いています。


ちなみにその翌々年、福島バージョンも撮りました。
https://www.youtube.com/watch?v=phJt9_ymv5Y


今回、一周回って「1/10」を宮城県へ届けることができて嬉しいです。
この映画は福島の話だけではなく、日本のみんなで考えたいことが詰まっています。


被災された当事者・非当事者のみなさんもご一緒に、どの地域の人も、一緒に考えてほしい。
そしてご自分のために役立てて欲しい。


そう願って作りました。


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ここから下はご寄付・応援に関するお知らせです。


「1/10 Fukushimaをきいてみる」を応援したい!と思ってくださったあなたへ。
3種類の方法でプロジェクトへ寄付ができます。


★今なら色・柄が選べる!!
❶「1/10 応援手ぬぐい」¥2,970 
https://home.tsuku2.jp/storeProduct.php?scd=0000213623
べんがら泥染め「1/10」ロゴ入り手ぬぐい。世界に一点、手染めの優しい風合いが人気です。

上記でご紹介した名古屋上映主催・須田まゆ美さんをはじめとする「えまほあも」ワークショップの皆さんが、
「1/10」を応援するために制作してくれました。



❷「1/10 応援チケット(¥1,000)」特別映像あり ¥1,000
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/20293421020216
本編に登場した平岡雅康さんの未収録インタビュー映像。
ウクライナと福島の関係を時計にしました。


❸「1/10 応援チケット(¥3,000)」特別映像あり ¥3,000
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/22221112290260
佐藤みゆき実家近くの麦畑は放射性廃棄物置き場になりました。
その後の様子を父・進さんと見に行きました。本編未収録映像。


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今号も長〜い文章をお読みいただきありがとうございます。
これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします!

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