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HAJapan いよいよスタート!
こんばんは、
HAJapan代表の成瀬です。
昨日、HAJapanは
いよいよスタートをしました!
4年コースの初日はオリエンテーション
受講生のみなさんは、
課題の多さに圧倒されながらも
とても期待に満ちた顔をして
自己紹介をしてくれました。

そんなみなさんに向けて、
創設メンバーを代表して
挨拶させていただきました。
***
受講生のみなさま、
私たち創設メンバー一同、
この日が来たことを
とても嬉しく思っています。
ここに辿り着くまでの
お話を全部したいのですが、
本日は時間がとても限られている
ということなので、
詳細は割愛させていただきます。
私からは3つの点に関して
お話したいと思います。
1つ目は、
みなさんがこのストットラーメソッドを
学べるスクールに入れるのは
とてもラッキーだということです。
なぜラッキーなのか?
私のこれまでの経験を
含めてお話させていただきます。
私はもともとは化学の研究員で
大学院を卒業した後、
最初に大手製薬会社に就職しました。
その当時、SSRI系の抗うつ剤の
開発が盛んに行われ、
「鬱は心の風邪です」の
キャッチコピーのもとに、
日本での抗うつ剤の使用が
急上昇しはじめた頃でした。
当時の私は
「それで病気に苦しむ人が助かるのなら」
と言う思いで開発に携わっていました。
その後、ヒトゲノムプロジェクトが
2000年にドラフトとして完成し、
ヒトのDNA配列が全てわかる
という時代が来ました。
その当時、私はそれに
かかわる会社にいたので、
これで全人類の病気は
事前に予測できるものになり、
予防もできるので、
ほとんどの病気は
なくなると本気で思って
ワクワクしていました。
でも、みなさんご存知のように
薬が増え、遺伝子の解析がすすんでも、
病気は減らないどころか、
どんどん増えて複雑になっています。
その後、子供の病気を
きっかけにホメオパシーの道に入りました。
ホメオパシーでは
病気の原因は
ダイナミックなエネルギーだ
ということが分かりました。
だから、薬では
治らなかったんだ
ということに納得しました。
しかし、当時のスクールで
習った技術では永続的な解決に
導くことはできませんでした。
それは、遺伝に対応できる
マヤズムの考え方や
病気のプロセスに関する考え方や、
それに基づいた実践の仕方が
充分ではなかったためなのです。
詳細はこれから
みなさん学んで行きますが、
この部分はすべて
ストットラー先生のメソッドには
含まれていて、
もっとも重要な部分になっています。
そして、
これは他のホメオパシースクールでは
あまり学ぶことのできない部分であり、
最大の強みであります。
その後、私は栄養学なども
かなり勉強し実践して
いる人たちをみてきました。
栄養もとても大切なのですが、
それだけではなかなか
良くならない人もいました。
それはハーネマンが
オルガノン中で
はっきり言っていると
ストットラー先生が
教えてくれました。
なので、私の定義では、
世界最強のホメオパシー療法を
日本で一番最初に日本語で
学ぶことのできるスクールに
入ったみなさんは
本当に運が強いなと思っています。
2番目は、
ホメオパシー界の
人間関係に関してです。
ホメオパシーがおかれていた
環境はハーネマンの当時から厳しく、
またハーネマン自身、
かなり攻撃的な人物であったことからも、
ホメオパシーの世界の
人間関係はあまり良いもの
ではありませんでした。
現代でも特に、
流派の間での争いは激しく
日本でもお互いが
かなり批判的だと思います。
でも、
そもそもホメオパシーを
使っている人口は
ほんのわずかで、
その小さい中で争うのって
本当に馬鹿馬鹿しいと
思いませんか?
一般論ですが、
人は全然違うことを
やっている人を攻撃することは
あまりないのですが、
近いことをやっていて、
それがちょっと違う場合、
差が小さい場合ほど
人を攻撃するそうです。
大きな違いは気にならないけど、
小さな違いは
とても目につくという性質があります。
私自身も
ストットラーメソッドが
世界一だと思っていますが、
それって、
親が我が子が一番可愛いと思うこと、
ペットでもいいのですけど、
それと同じじゃありませんか?
自分たちが一番と
思うことは良いことなのですが、
他の流派の人も
それぞれが一番でいいと
尊重しましょう。
批判しないでください。
ましてや、
同じこのHAJpapanを
選んだ仲間内では
批判しないでください。
批判したくなるような
ことがあったのなら
それは単に解決すべき問題です。
話し合って解決しましょう。
必ず解決方法があって
それはよりよい結果につながるはずです。
最後に、私の今後のビジョンをお話します。
私はホメオパシーを
日本の医療の一つの選択肢に
したいと思っています。
そのためには、
現代医療との連携が必須です。
ストットラーメソッドは
世界最強と言いましたが、
現代医療も
必要なものであることには間違いありません。
今回、HAJapanには医師が2名、
歯科医師が1名、ご参加いただいています。
この先生方はストットラーメソッドを
学んだのちには、
現代医療との架け橋になってくれると思うので、
連携出来るよう動いていきます。
その時には、
医師、歯科医師でないみなさんは
日本を背負って立つ
プロフェッショナルホメオパスとして
しっかり活躍していくことになります。
ただ、これは私が働ける間にできるか、
確約はできないので、
もしできなかったらみなさんで
ぜひ成し遂げていって欲しいと思います。
この4年間の学びは
とてもとても大変だと思いますが、
いつでもこの勉強は
未来のクライアントさんのため
ということを忘れないで下さい。
どうかみなさんで支え合って
共に勉強に励んで下さい。
私たち創設メンバーは
出来る限りのサポートをします。