歯科矯正|光葉歯科クリニック(鹿児島市小野)

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顔と口の医学 〜その8〜

「ミトコンドリア」はO2と栄養素等を原料としてエネルギー物質を産生します。その際、
②ホルモンや脳内物質、尿、汗、免疫物質など合成され、排出されます。
 ヒトはホルモン・バランスによる統合体であり、脳による統合体のコントロールがなされ
 かつ免疫物質による液性免疫が免疫力に大きな役割を担っています。
このことから「ミトコンドリア」は物質レベルでヒトを支配、統合していることが分かります。
また③体温の産生は実はミトコンドリアにとって重大です。というのも「ミトコンドリア」は温度の影響を受けるからです。
36.5℃以下の環境下では「ミトコンドリア」の能力が低下します。つまり低体温は「ミトコンドリア」の働きを阻害します。
37~39℃で「ミトコンドリア」の活性化は最大化され、42℃を超えると逆に全身の「ミトコンドリア」は全滅します。もちろん「ミトコンドリア」はエネルギー物質産生の主役ですから「ミトコンドリア」の全滅はヒトの「死」を意味します。
 以前も述べましたが、喉や腸の扁桃から白血球が生まれます。その際、喉・腸の冷えはできそこないの白血球である顆粒球(食作用は有するが、消化能力のない)を産生します。
顆粒球形成には、口呼吸による口の中の温度の低下が大きく影響しています。
顆粒球は口や腸の細菌を血中を介し、全身に運びます。
運ばれた細菌はあらゆる組織・器官・臓器の細胞内に感染します。

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