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こどもの不登校について考える
おはようございます。
たまちゃんです。
いま、面白い本を読んでいて。
「学校に行きたいくない君へ」
全国不登校新聞社 編
http://bit.ly/2oQHKMA
この本知っています?
うちの母親が、小5の息子の
不登校について心配して、
自分で買って読んでみたらしい。
それで僕にも読めと言って持って
来てくれた。
ありがたいですよね。
9月の新学期が始まった初日
だけは、絶対に行けと1日だけは
学校へ行かせたんだけど、
残りの日は学校へ行っていません、
小5の息子。
親としては複雑な心境で、
学校がつまらないんだろうということは
共感している部分もある。
だけど、学校行かないと
友達ができないんじゃないかとか、
勉強が遅れてしまうんじゃないかとか、
いつまでこれが続くんだろうとか、
いっぱい心配事は出てくる。
で、よくやることだと思うんだけど、
「なんで学校に行きたくないの?
何かあったの?」と、
返ってくる答えはいつも同じなのに
同じことばっかり聞いてしまう。
大人は理由が知りたくなっちゃんだよね。
だけど、子供はきっと自分でもよくわからない
んだろうなと思っている。
大人だって、自分の感情や気持ちが
よくわからないことなんてあるもんね。
だから、この本を読んでみると、
とても知りたかったことが書いてあって
なんだか救われました。
いま著名になった人が、
過去の自分の不登校について語ったりしている。
また、本の企画が、
不登校だった、あるいは現在不登校の子が
話を聞きに行きたい人を選んでインタビューに行く
という企画で、共感できるところがたくさんある。
いま不登校の子がどんなことが不安に思っていて、
何が苦しくて、どんな状態なのか。
それが著名人にインタビューしている質問や
様子に現れてくるんだよね。
そうか、そうだったんだなと。
著名人の語っている内容も、とても共感できるし、
考えさせられる。
人間てそんなに単純な生き物ではないもんね。
みんな一緒に扱おうとすること自体がやっぱり
無理がある。
著名人の方達が、偉ぶらずにいま現在も
苦しいと吐露したり、悩んでいると打ち明けたり
する姿に「ああ、これでいいんだ。自分も
これでいいのかも」と思える人もいるんじゃないかなぁ。
僕は子供が6人もいて、やっぱり子供のことを
考えることが好きなんだけど。
子供を見ていて感じるのは本当にみんな違うという
当たり前のことです。
6人、同じ家に生まれて、同じような生活をしているはず
だけど、性格とか、好き嫌いとか、こだわりとか、
全部違う。
親の育て方とか、関係ないんだなと思う。
生まれた瞬間に違うのがわかるもんね。
赤ちゃんの頃から違っていた。
だから、そういう視点で見ると、
その子らしく育ててあげる。
育ててあげるというか、育ちを邪魔しないようにする。
そういう感じが正しいんじゃないかと思う。
僕も子供が少なかったら、その子に親の思いとか
希望とかを投影してしまうこともあったかも
しれないけど、
6人もいると、あきらめがつく。
みんなを自分の思い通りに行かせようなんて
絶対無理。
疲れちゃうよね。
それより、その子が好きなこと一つでいいから
見つけてもらって、自信持って社会に出られれば
それでいいかな。
そう思っているんだけどね。
だけど、やっぱり不登校だとちょっと
自分が経験ないから対応の方法がまだよく
わかっていないよね。
なので、今回読んだ本は、不登校をすでに経験
している人たちの視点から語られた情報だったから、
とても役に立ったな。
親としてどうしてあげるのがいいのか、
もっと情報集めて、子供と向き合って、
自分の腑に落ちる答えを見つけたいと思っています。
不登校について学ぼうと思って読み始めた
本だったけど、大人の自分がとても勉強になる、
いい本でした。
もっと幅のある、大きな、懐の広い人間になりたいと
思いました。
五体満足、健康で生まれてくれたら
もうあとはそれ以上望むものはないよね。
十分幸せ。感謝です。
玉川広志
P.S.明日は鵜の木、明後日は大森で岡崎さんの
セミナーがあります。来れる人は会場でお会いしましょう。
9/9@鵜の木ランスアン
午前 アトピー(講師 岡崎)
http://bit.ly/2LhDSAI
午後 最新事例報告(講師 岡崎)
http://bit.ly/2mlnL7j
9/10午後@大森山王
超重曹お話会(講師 岡崎)
https://www.facebook.com/events/404462443367834/