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メールマガジン バックナンバー
今年で最後のさせぼ温州みかんのご案内
3つのご案内
ずいぶんお久しぶりのメルマガとなりました。
本日は簡潔に、3つのご案内です!
1、 今年で最後のみかんの販売開始!
2、 新商品かんきつ洗顔せっけん発売開始!
3、 新年を先祖代々の橙酵素シロップで迎えましょう!
1,前回のメルマガでも報告させていただきましたが、来年の2月でさせぼ温州ミカンの農地を返却することになりました。まったく農薬を使わず色々と試行錯誤しながら育ててきた6年近い期間、うまくできる年もあれば、昨年のようにほとんど実をつけてくれない年もあり、波はありながらも比較的順調に無農薬栽培を行っていた農地を返却するのは悔しい思いや金銭的な心配もありますが、前を向いて切り替えていくしかないと思っています。私自身みかん栽培の集大成ともいえる今回の品種「させぼ温州みかん」を数量限定となってしまいますが、多くの方に食べていただきたいと思っております。またタイミングやご縁がありましたら、させぼ温州みかんの栽培も考えていこうと思っています。
2,これまでjuneroシリーズを立ち上げ販売していく中で、お客様のご要望が多かった固形石鹸がついに完成しました。固形石鹸の開発は2年ほど前からメーカーさんとやり取りしており、一度製造したのですが、満足できるできではなかったので発売を断念していましたが、今回は想像していたより満足いく泡立ちや使用感の石鹸ができましたので、販売させていただきます。
シンプルな橙/ビターオレンジの洗顔石鹸(もちろん全身使える石鹸)となっております。
3、最後に大好評の酵素シロップキットの発売開始です。
先祖代々の橙と言われ、お正月の神飾りにも縁起物として使用されていた橙。今ではその需要もなく、私がお借りしている橙の畑や木を譲り受け移植した木々たちも、切って燃やそうとされていたところ譲っていただき、どうにか新たな形で再生できないかと栽培しております。
5月にはネロリの花が咲き
12月には橙色の果実となり
また次の年、5月になると次の世代の花が咲き
12月には果実となる。
果実を収穫しなければ、落ちることなく木になったまま数年間、木になり、次の代、次の代と花がついて果実となることで、先祖代々とされ橙という名前がつけられ縁起物とされてきたと言われています。
栽培しているとわかりますが、橙は原種に近いとされ、みかんや甘夏とはちがう力強さ(生きる強さ)を感じます。お花や枝葉の香りもそうですが、果実も食べれないほど酸っぱいですが強いです。
その木々たちが作り出す橙の果実の力を丸ごといただけるのが、酵素シロップとなります。
ぜひ、忙しい年末年始にむけて仕込み、新たな年を橙の力強さをいただきながら迎えていただけたらと思います。
長くなりましたが、果樹園でありながら、みかんの栽培がほとんどなくなってしまい、これからどうするかと不安な気持ちもありますが、新たに農地を探したり、新たな植物の栽培や活用など、これまで以上にもがいていくことになりそうですが、皆様の応援のお陰で前を向いて挑戦することが出来ております。みかんはほとんどなくなってしまいますが、これまでと変わらず応援していただけたらと思います。
本当いつも応援ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
山辺