【RPGによせて】⑦逆行:パーフェクト・ブルー

はじめましての方も、

いつもましての方も、

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

小林桃子です。


まず、前回の秘密についての答えは…

アメブロの記事を読んで気が付いたんですよ。

実は読んだ順番が『ソロモンの偽証』→『模倣犯』だったというね(汗)

大勢に影響はないですけど…完全に逆で思い込んでましたwww


ということで、今日は『パーフェクト・ブルー』について

この作品は宮部さんの作品の中でもかなり初期の作品になります。

1989年に発表されています。

マサというワンちゃんがいっぱい喋っているのが描かれているので、

ワンちゃん好きにはとっつきやすいかと思います。

お話はしっかりアクションもあり、謎ときもあり、極上のサスペンスかなと思います。

分量的にも読みやすいボリュームなので、初めて宮部さんの作品に触れる方にはおすすめです☆


私と同じ野間美由紀さん好きな知人におすすめされてこの小説をお借りしました。

まだデビューから間もない人が書いたとは思えない作品に舌を巻きました。


早くから文章力は折り紙付きだったのがよくわかります。

こんなにたくさん確実な筆力で物語を描き続ける宮部みゆきさんって本当にすごいなぁと思います。

あのね、読んでいてその物語に確実に招いてくれるんですよね。

そこがすごい!

犬が喋りまくっているって、ありえないけど、

全然違和感なく受け入れられるってすごいですよね。


逆行しても安定しているって、その作家さんの力がよくわかりますよね。

最初に書いた秘密の話でも、作品の発表は『模倣犯』→『ソロモンの偽証』が順行だけど、

『ソロモンの偽証』→『模倣犯』は逆行ですものね。

それでも全然違和感ないんですよ。

すごいなぁって。

どちらも名作なので、ボリュームに負けないぞという方には是非読んでみてほしいです!

ていうか、宮部さんは出来るならボリュームたっぷりの作品を堪能したい作家さんです。


普通の生活では時は順行にしか進みませんよね。

でも、時々、もしも時を遡れたら…と思う時ってありませんか?

時計を逆回転することが出来たらッて!


物語の中の人物はどんな風に思うかなぁとか、今の稽古の中で考えたりしています。

戻りたかったタイミングはあったんじゃないかなぁって。

でも、戻れないからこそ、今ここでどうふるまうのか?

うーん、こういうの考えると面白い!!!


自分の人生でどこかへ戻れるとしたらどこに戻りたいですか?


私はどこかなぁ?

うーん…

戻れるならどこまでも戻りたくなるかも?www

人生の転機っていつだろう…?

あ!弟が生まれた頃に戻りたいかも。

小さい弟をかわいがりたい!

お母さんをとられたというしょうもない嫉妬をしないで思い切り可愛がりたい!


いよいよ、次回は『R.P.G.』のお話☆

本番も近づいてきました。

チケットのご予約お済みですか?

特に初日の9日19時と

13日19時の回がおすすめです!

観てほしいなぁ。


劇場でお会いできますように☆


ではまた。


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