早期退去による違約金をゼロに。

弁護士が対応できない問題に特化。

不動産トラブルバスターの嶌田です。


今回は9年前のお客様からトラブル相談でご連絡いただきました。



【現場対応者は被害者】



近隣問題と管理会社の対応の不満、退去時の違約金請求のご相談でした。

興味深くておもしろかったです。


と言いますのも、本来、矛先を向けるのは管理会社ではない内容。

ただ、電話番の方への人材育成が為されていないことで

会社の評判が下げられてしまっている『あるある』。


上層部が現場を軽んじた典型的な展開です。

管理会社が可哀そうでしたので、お客様には誤解を解いておきました。


【ワードセレクトは営業センス】


管理会社さんに言いたいことは2点ありました。


近隣問題の連絡を受けてマンションの入居者に対してお手紙投函。

そうした動きは良いことです。


ただですね・・・言葉選びには配慮してほしいものです。


『クレームを承った』なんて書き方…

『クレーム』を英語本来の意味で受け取れる人はいません。

日本人が受ける言葉の印象は、提唱者、お客様を傷つけます。


日本人の捉え方:不平、苦情

英語本来の意味:要求、主張、請求


2つ目は、電話対応。

こちらは有料範囲に触れますので割愛します。


リスク排除の顧問業をしていますと

こういったことが目に付きます。


お客様の心情もお察しいたします。


確かに管轄外であり、間違った矛先の向けられ方かも知れません。

それでも、対応ひとつで味方になってもらえることがあります。

少しでも多くの対応方法を、管理会社の管理職の方々は

現場に伝えてほしいです。


【さて、本題です】


今回のご相談のメインは、近年増えてきました

『契約から1年以内の退去への違約金請求』です。


当然に解決に向かう動き方もお伝え。

動き出すタイミング、動きが効果的になる状況と待ち方まで。


特約に書いてある。

入居者のサインもある。


それが裁判でも強いなんて勘違いも甚だしい。

一般的には有効でも、完全ではありません。


今回のケースには明らかな『仲介責任』。

相手先への訴え方(伝え方、言葉選び)で

結果も変わればプロセスの手間も驚くほど違います。


感覚でやっては非効率です。

訴訟とは、裁判とは、どんな観点で進んで行くのか。

それを踏まえます。


先方の顧問弁護士が出てきても口を出せない

そんなプロセスの踏み方があります。

それがトラブル解決の第一歩であり、すべてです。


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