症例 〜頭痛〜

最近は台風の影響もあって、気圧の変化で頭痛を訴えてる方が増えてるように感じます。

この「頭痛」にも種類があって、一般的には「緊張型頭痛」と「片頭痛」の二つに分かれます。


片頭痛の特徴は...身体を動かして頭の位置を変えると痛みが増すことです。ひどいときには頭痛以外に吐き気、嘔吐などの随伴症状も出ることがあります。

光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。

こめかみから目の当たりまでが脈を打つように、ズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛むので、日常生活にも支障が出ることもある発作性の頭痛です。



緊張型頭痛の特徴は...無理な姿勢が続いたり、長時間のデスクワークなどで、目の疲れや倦怠感などと一緒に出やすいのが緊張型頭痛です。

後頭部から首筋を中心に頭を締め付けられているような痛み、重さがあります。

吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどはありませんが、頭痛が数か月以上も続くなど、慢性化するケースもあります。



対処法としては...

片頭痛の場合は温めるのではく、静かな暗い場所で横になりながら、痛みの出ている部分を冷やしてあげるのが効果的です。

入浴やマッサージなどは血管を拡張させてしまうので、痛みが増すことになり逆効果になってしまうからです。


緊張型頭痛は逆にお風呂などで体を温めて、マッサージなどで凝り固まった筋肉をほぐしてあげるのが効果的です。

緊張型の場合は筋肉が凝り固まるのが原因であることが多いので、できるだけ体をリラックスさせて血行を良くしてあげてください。

ゆっくりと深呼吸をしながらストレッチなどもお勧めです。


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