2024.09.17
夜・悠悠
14日(土)にSNSにこんな投稿をしました。
https://www.instagram.com/p/C_5qV9BzVnf/?igsh=MTc3c2xqbDJiNXRoYw==
急な夜の営業を告知したのです。
そして翌15日(日)、夜の営業「夜・悠悠」をやってみました。
スタッフに夕方に出勤してもらい、開店準備。
いつもと違う流れに、
「どんなテンションでお迎えしたらいいんだろう」
と話しておりました。
「そもそも、お客様は来てくださるのだろうか」
という不安の中、17時の開店。
同時に3組のお客様が入店くださり、安堵。
その後も、お持ち帰りの電話やお客様がお越しになり、少し賑やかになってきました。
「どんなテンションで」と心配したのは杞憂で、
「わざわざ来てやったぞ!」
「助けてあげるからね!」
というアピールをする方は誰一人いなく、普段どおりの店内でした。
SNSで事情をご存知の方ばかりのはずですが、いつもと変わらない距離感なのは救われます。
ただ、普段と違ったのは、常連のお客様が、旦那さんやご家族、お子さま連れで来てくださったこと。
そんな、さりげないお心遣いも、有り難かったです。
お客様とも少しお話する余裕もあり、晩酌をされる方も見られたりと、夜営業の良さも感じました。
しかし、18時半を過ぎると、お客様の流れは止まりました。
19時過ぎには誰もいなくなり、予定の20時を待たずに閉店となりました。
用意していたご飯や食材も、かなり余りました。
売上も到底、利益が出るまでには至りませんでした。
結果、初回の「夜・悠悠」は惨敗でした。
せっかく夜に店を開けたので、子どもたちの晩ごはんは、店内で食べてもらいました。
もちろん唐揚げを。
そして、私たち夫婦も、反省会と称して、カウンターでお酒を飲むことにしました。
つまみは、もちろん唐揚げ。
やけ酒のつもりで飲みはじめましたが、しかし、私たち夫婦から溢れてくるのは感謝の気持ちでした。
直前のSNSの告知のイレギュラー営業に、16組のお客様が来てくださったという事実。
考えてみれば、普通あり得ないことです。
そして、
「思いを汲んで、ただ寄り添ってくれる」
そんな優しいお客様に囲まれて、お商売ができていること。
それが、ただただ嬉しくて、ついつい飲み過ぎてしまいました。
私たちも、困った人にそっと寄り添える人になりたい。
そう誓った夜でした。
来週22日(日)も「夜・悠悠」やります。
今週17日(火)・18日(水)の「昼・悠悠」と共に、よろしければどうぞご利用ください。
※
この写真は、カウンターでしっぽり飲む姿を、娘が撮ってくれました。
哀愁が漂ってくる写真、いい思い出となりました。
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