夜・悠悠

毎度お騒がせしております、悠悠です。


14日(土)にSNSにこんな投稿をしました。


https://www.instagram.com/p/C_5qV9BzVnf/?igsh=MTc3c2xqbDJiNXRoYw==


急な夜の営業を告知したのです。


そして翌15日(日)、夜の営業「夜・悠悠」をやってみました。

スタッフに夕方に出勤してもらい、開店準備。

いつもと違う流れに、

「どんなテンションでお迎えしたらいいんだろう」

と話しておりました。


「そもそも、お客様は来てくださるのだろうか」

という不安の中、17時の開店。

同時に3組のお客様が入店くださり、安堵。

その後も、お持ち帰りの電話やお客様がお越しになり、少し賑やかになってきました。


「どんなテンションで」と心配したのは杞憂で、

「わざわざ来てやったぞ!」

「助けてあげるからね!」

というアピールをする方は誰一人いなく、普段どおりの店内でした。

SNSで事情をご存知の方ばかりのはずですが、いつもと変わらない距離感なのは救われます。


ただ、普段と違ったのは、常連のお客様が、旦那さんやご家族、お子さま連れで来てくださったこと。

そんな、さりげないお心遣いも、有り難かったです。


お客様とも少しお話する余裕もあり、晩酌をされる方も見られたりと、夜営業の良さも感じました。


しかし、18時半を過ぎると、お客様の流れは止まりました。

19時過ぎには誰もいなくなり、予定の20時を待たずに閉店となりました。


用意していたご飯や食材も、かなり余りました。

売上も到底、利益が出るまでには至りませんでした。

結果、初回の「夜・悠悠」は惨敗でした。


せっかく夜に店を開けたので、子どもたちの晩ごはんは、店内で食べてもらいました。

もちろん唐揚げを。


そして、私たち夫婦も、反省会と称して、カウンターでお酒を飲むことにしました。

つまみは、もちろん唐揚げ。


やけ酒のつもりで飲みはじめましたが、しかし、私たち夫婦から溢れてくるのは感謝の気持ちでした。


直前のSNSの告知のイレギュラー営業に、16組のお客様が来てくださったという事実。

考えてみれば、普通あり得ないことです。


そして、

「思いを汲んで、ただ寄り添ってくれる」

そんな優しいお客様に囲まれて、お商売ができていること。

それが、ただただ嬉しくて、ついつい飲み過ぎてしまいました。


私たちも、困った人にそっと寄り添える人になりたい。

そう誓った夜でした。

 


来週22日(日)も「夜・悠悠」やります。

今週17日(火)・18日(水)の「昼・悠悠」と共に、よろしければどうぞご利用ください。




この写真は、カウンターでしっぽり飲む姿を、娘が撮ってくれました。

哀愁が漂ってくる写真、いい思い出となりました。


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