ザ・デイシーズ

※この記事は、自分の記録用に書きました。それでも、誰かの何かの刺激になれば嬉しいです。


この休業中は、遊び歩くことはなく、基本的に普段できないお仕事をしています。

たまった経理作業やメニューやPOPの改訂など、やることはたくさん…。


そんな中、同時進行にやっているのが、ギターと歌の練習です。

 

以前に何度か書いたことがありますが、私は50歳を過ぎてから、ギターをはじめています。


2022年の12月、蒜山の音楽ライブで出店していた方から小さな中古ギターを購入しました。

音楽は好きでも、全く楽器を触ったことがなかった私は、購入の際、ギターを教えてほしいと伝えました。

旧知であるその方も、誰かに教えたいという気持ちがあり、それから私は彼の弟子となり、定期的にギターを教えてもらうようになりました。

「五十の手習い」がはじまりました。


ちなみにギターの師匠となった方は、様々な楽器に精通し、超一流の耳と技術をお持ちで、音楽に対しては一切の妥協がありません。

今は充電中ですが、音楽だけでご飯を食べてきた方です。

そんな方から教えてもらう以上、弟子としては、がんばる選択肢しかありませんでした。


悠悠主催の、焼きそばと音楽のお祭り、

『蒜山そば〜ミュージックフェスティバル』

で披露することを目標に、最初は、

「きよしこの夜」と「ふるさと」

を教えてもらい、演奏しました。


初心者の私が教えてもらったのは、ダドガドチューニングという変則チューニングでした。

一般的なノーマルチューニング(E-A-D-G-B-E)ではなく、ダドガド(D-A-D-G-A-D)の方が、初心者は始めやすいのではないか、というのが師匠の仮説でした。

ダドガドは演奏できる曲は限られるものの、指を押さえなくてもいい音が鳴るので、素人の私でも弾けている気がしました。


その仮説を証明するがごとく、師匠は、難しい課題が入った曲を段階的に用意してくださいました。

「弾き語りもやりましょう!」

という師匠の提案を断る選択はないので、歌うことにも挑戦しました。


課題曲は、

「泣かないで恋人よ」ザ・ブルーハーツ

「サヨナラ」GAO

「1000のバイオリン」ザ・ブルーハーツ

など


同じく師匠からアコーディオンを学ぶ「妹弟子(いもうとでし)」たちと共に、バンドを組み、『そば〜ミュージックフェスティバル』で何度か披露してきました。

私は声も出ませんし、技術もないですが、師匠の曲のアレンジやアコーディオン、ベースやマンドリン、トイピアノで構成の良さもあり、褒めていただくこともありました。

一所懸命歌う初々しさや危うさ、一体感を楽しんでいる感情など、慣れた演者には無いものが、観ている方に伝わるのかもしれません。


バンド練習中に師匠が、

「この感じ、懐かしい〜」

「バンドしてるって感じ〜」

「中高生の頃を思い出すわ〜」

とよくおっしゃいます。


「思春期にバンドするって、こんな感じなんだろな」

と思いながら、私もやっています。


一番はじめに弾き語りをした「泣かないで恋人よ」の冒頭の歌詞は、


 遅すぎること

 なんて本当は

 ひとつもありはしないのだ

 何するにせよ 

 思った時が

 きっとふさわしい時


とあります。

この歌詞にあるように、今がふさわしい時だったんだなぁと思っています。

中高生は野球部だったので、通ってこなかった、音楽での青春を今、やっている感じです。

(そして何より、充電中の師匠が音楽を楽しんでくれていることが、嬉しいてす)


そんな我々のバンドの名前を私は、

「ザ・デイシーズ」

と名づけました。


師匠と弟子たちで構成してるので

「the 弟子s」。

偉大なバンドに必ず付いてる

「ザ・」と「ズ」は、

必須でした。


そんなザ・デイシーズに、何を間違ったのかライブのオファーが来ました。

正確には、師匠への出演オファーに対し、師匠がザ・デイシーズでの出演を逆に提案したいとのことでした。


・日曜の営業終えて、夕方には松江に直行

・リハーサル時間もないのでぶっつけ本番

・はじめましての場での有料ライブ

・しかもプロミュージシャンとの対バン


「そんな無茶な…」

という思いはありつつも、師匠はこのバンドで出たいと言ってくださいます。

ならば、師匠の提案を断る選択は無いので、挑戦することを決めました。


演奏曲は、

「1000のバイオリン」「泣かないで恋人よ」に「キスしてほしい」を新たに練習し、ザ・ブルーハーツのコピーで統一することにしました。


その為、この夏は、忙しい営業を終えたあと、コツコツと個人練習に励んでいました。


そして、ライブ直前に急に休業となり、幸か不幸か、めちゃくちゃ練習時間が増え、当日も余裕をもって行けることになりそうです。

そして今、失業者になっているので、ギャラをいただけたなら、唯一の収入になりそうです…。


そりゃあ、がんばるしかない!


いよいよ明日、本番。


★青春パンクバンド

「ザ・デイシーズ」

の初遠征!

果たしてどうなるのでしょうか。


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坂の上の納屋と満天の星空


2024.9.8 (日)17:30〜

松江東出雲BARN

¥2500+ドリンク


シャク(シャク&リハビリーズ)

石坂マサヨ(ロリータ18号)

Go!(JUNIOR )

ザ・デイシーズ(蒜山)




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