絶妙なカリキュラム、ここで小児感染症!!

HAJapan校長の大久保愛子です。


今回の講義テーマは小児感染症。


HAJapanの学生には、

既にホメオパスとしての

経験を積んでいる方もいらっしゃいますが、

その方をして「神回」(学生の講義後アンケートより)

と言わしめるほどの充実した内容でした。


ストットラー氏は長年の実践経験の中で

小児感染症を綿密に観察して、

どの小児感染症が

どのような遺伝的負荷と関わっているのかについて、

一定の体系を見つけ出しています。


それはまた、小児感染症が

他の一般的な感染症にはない

独自の役割を持っていることに気がついた、

ということでもあります。


ストットラー氏の素晴らしさは、

コンサルテーションの現場での

豊富な経験をしっかりと分析・整理して、

実際に高い確率で機能する手法に組み上げて来ただけでなく、

なぜそうなっているのかを

ハーネマンのホメオパシーを基盤とする視点(哲学)から

理解しているという点にあります。


この「視点」があるからこそ、

小児感染症の独自の役割や体系に

気づくことができたと言えましょう。


小児感染症の多くのケースでは、

一年生でこれまで学んできた「急性」への対応で足りますが、

一部重篤化しやすい素因(内的要因)のあるクライエントの場合には、

それだけでは足りず、素因に対処していくことが不可欠です。

その際に、ストットラー氏の

この小児感染症の体系的理解が力を発揮します。

内的要因まで考慮するべき場合の手法を

一年生が理解するには、

入学以来これまで積み重ねてきた

哲学の学習が不可欠でした。

だからこそ、このタイミングでこのテーマ(小児感染症)だったのね!!

と、カリキュラムにも非常に納得した次第。


更に、二年生以降のカリキュラムで、

「慢性」(内因)についての理解が深まるにつれ、

今回の講義の真の価値も学生の皆さんの中で

更に大きくなっていくことと確信しています。


ホメオパシーアカデミージャパン (HAJapan/エイチエージャパン) 校長 大久保愛子


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