2022.08.22
パーマカルチャーってなに〜???
【生態系へ帰る旅ー第4回目】パーマカルチャーってなに〜???
メルマガの過去記事でーす。
ピックアップ商品に書籍『パーマカルチャー菜園入門』を挙げたのですが、説明文にメルマガとのリンクが貼ってありました。
現在、メルマガの全ての過去記事掲載は、対応中とのことなので、応急処置として、ブログに転載して商品ページとつなげようと思います。
【生態系へ帰る旅】とは、一福茶屋のメルマガのシリーズの一つで、店主が本や講座で学んだ様々なことをシェアしています。
うお!!(◎▽◎;) 面白そうじゃん!! と思ったら、是非メルマガ登録してねーー!!
https://home.tsuku2.jp/mlReg/?scd=0000044251&agt=000006808200
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ショップページに《パーマカルチャーデザイナー》と、大胆にも記載していますが…。
「パーマカルチャーってなに〜?」
まだまだ知名度は低いですね。
A(^_^;)
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いきなり引用ですが…。
『デビッド・ホルムグレンが取り上げる「パーマカルチャーの原理」を生活の全てで適用したなら、社会は持続可能な、そしてその先へと向かう道のりをしっかりと歩み始めるだろう』
(『パーマカルチャー 農的暮らしを実現するための12の原理』刊行に寄せて byスチュアート・B・ヒル…西シドニー大学社会生態学部初代学長)
…なのですよ!!!(◎_◎;)
で、パーマカルチャーとは…!
・パーマネント:永続的な・持続可能な
・アグリカルチャー:農業の・土地の・農学(生産学、経済学)
・カルチャー:文化
この三つの言葉を、足して混ぜて簡略化した造語です。
1970年代半ば、オーストラリアにて、ビル・モリソンと、デビッド・ホルムグレンが、生み出しました。
簡単に言うと、
「人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です」
(パーマカルチャーセンタージャパンのHPより)
↑↓ここを読む方が分かりやすいかも!!
言い換えれば、『自然資源をうまくやり繰りし、持続可能な世界を築くために、環境を意識的にデザインする、総合的なデザイン科学』
です。
その対象は、農業や環境だけには留まらず、生き方、暮らし方、健康、政治、ビジネス、教育、コミュニティ、都市計画などなど、多岐に渡ります。
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ここで、ちょっと、パーマカルチャーの生い立ちを紹介しますね。
敬意を込めて、呼び捨てになっちゃってますが。( ̄▽ ̄;)
オーストラリアに生まれたビル・モリソンは、漁師や森林労働をする中で、自然が急速に失われて行くことに気づきました。
一時、環境破壊の反対運動に参加もしましたが、反対するだけでは何も生み出さないことに、思い至りました。
そして、永続可能な環境を作り上げるために、建設的な方法を模索し始めたのが、パーマカルチャーの始まりです。
その後、1966年に、ビル・モリソンはタスマニア大学の教職に就きました。
1974年に、教え子として、デビッド・ホルムグレンと、出会います。
1978年に共著『パーマカルチャー・ワン』を出版し、それが、世界的に広まって行き、パーマカルチャー運動の出発点となりました。
(パーマカルチャーは、ムーブメントでもあると言えます)
デビッド・ホルムグレンは、この間のことを『短い期間だったが、密度の濃い共同作業だった』と語っています。
二人が体系化して、みんなが学んで運動が広がって…それで終わりではなく、パーマカルチャーは、今に至るも進化中です。
当初、目指していた「永続的な農業」というビジョンは、「永続的な文化」を目指すものへと進化してきました。
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パーマカルチャーとは、『原理であり、持続可能性の彼方への道筋』なのです。
つまり、
「そんなに簡単に、そんなに直ぐに、持続可能な社会は作れないよー。
パーマカルチャーは、それを目指すための有効な道具だよー!」
…てことですね。
ビル・モリソンは、パーマカルチャーとは、『環境危機への積極的な対応だ』と述べました。
そのためには、倫理、行動、思想、技術が必要になります。
それ知りたい! と思った方〜〜!
いろんな場所で、パーマカルチャーの講座やお話会、ワークショップを開いているので、是非、お出かけ下さいね〜!
*\(^o^)/*
余談ですが、今回の記事を書くにあたり、自分ってば、パーマカルチャー分かってない〜! という、ショックな事実にぶち当たりました!
(;ω;)
次から『パーマカルチャーデザイナー』などと名乗れませんな!
『パーマカルチャーを目指す者』に変えようか…?
この記事も、あちこちから継ぎはぎして作りました。
( ̄▽ ̄;)
また学び直します〜〜!
そこでも、「これは!」と思ったことがあったら、シェアしますね〜!