2024.04.09
【デビューした歯を守る♡】
デビューしたばかりが大事!
こんにちは!
“直す”より“治す”
自然治癒力を最大限に活用させる
“女性専門”の削らない歯医者 年名 淳です
当院の新人歯科衛生士(2名)が加入して
1週間が経ちました。
社会にデビューしたばかりの緊張感の中で
一生懸命診療に携わっています。
来院される皆さまにも
温かいお声をかけていただき
本人たち共々感謝申し上げます。
多少はモタモタしても
「ちゃんとする」を最優先に!
最初が肝心です。
「歯科衛生士という職業が転職」となるように
少しずつ着実に育てていきます。
生まれたての赤ちゃん
かわいいですね〜♡
赤ちゃんの肌はきめ細やかですから
優しく扱ってあげなければなりません。
外出時は“おくるみ”でしっかりガード。
生まれたてと言えば...
はえたばかりの歯も大事!
とくに大事なのは
おとなの奥歯(6才臼歯)です。
早い場合5才頃に“デビュー”します。
子どもの歯(乳歯)が上下10本ずつありますが
6才臼歯(第1大臼歯)はその奥にはえてきます。
はえてから80年以上使う力持ちの歯です。
毎日仕上げみがきをされてても
奥過ぎて暗いので難しいですね。
おとなと歯の姿形は同じでも
生まれたての時はとても柔かいです。
もしプラーク(歯垢)にまみれてしまうと
早くムシ歯になりやすいです...
はえ初めから
きちんと仕上げみがきをしてあげてくださいね
はえ切るまでは
乳歯の奥歯の向こう側なので
難しいです...
また
もともとの溝が深い場合には
シーラント(シール材)で
埋めてもらうのも一つの方法です。
フッ素を上手に使う
キシリトールガムでムシ歯菌を抑える
など
赤ちゃんと違って
“おくるみ”はできませんが
歯だって
ある程度歯質がしっかり固くなる
はえ始めて2年くらいは
しっかり健康に育ててあげましょう
なお
12才(小学校6年生)頃に
第2大臼歯がはえてきますので
結局は中学卒業頃まで
親御さんが管理監督(仕上げみがき)するつもりで
いていいただくことをお勧めしています。
以上
3,100日目のブログでした。