2024.02.09
【SD`sブログ】お墓の必需品
広島県三次市の石材店stoneSDの貞岡です(^^♪
皆さん、お墓参りの際に持っていくものは何ですか?
お花・お線香・ロウソク・故人の好きな物など…
その他にはお墓掃除の道具などもあるかと思います。
そんな中で【お線香】について、
「なぜ、お線香をお供えするのか?」
お問い合わせを頂きましたので調べました!
◆お線香の歴史
昔は、皆さんが現在のお葬式や法事で使われるお焼香がお線香として焚かれていましたが、高級品であり焼時間が短いという事で、当時中国や台湾で使用されていた「竹芯香」という、竹の棒に練ったお香を取り付けた物が話題となって輸入されました。
しかし、燃焼時間が伸びた代わりに竹が焦げて、お香よりもその匂いが充満するようになりました。
そこで、江戸時代初期に、竹の芯のないスティック状に細く練り上げることでお線香が出来上がったとのことです。
◆お線香の生産地
現在生産シェアトップは兵庫県:淡路島です。元々大阪府堺市が発祥と言われており、その後も近畿地方での生産が盛んです。
◆お線香を焚く意味
お線香の香りが仏様の御食事と言われております。これは、「亡くなられた方は仏様となり、あの世で良い香りを嗅いで食事をされる」と仏典に記されていることから、食べ物の代わりとしてお線香をあげる風習となったそうです。
また、身を清める・空間を清める、良い香りで心を落ち着かせて仏様と向き合う、という意味もあるようです。
◆どんなお線香がいいのか?
香りやサイズ・価格など様々な種類があるお線香ですが、一番は【香り】で選ばれるのが良いです。また、煙の少ないお線香という物もありますね。
◆お墓でのマナー
まず、お線香に火をつける際には、ライターやマッチで直接つけることはタブーとされています。そのため、まずはローソクに火を灯し、その火を使ってお線香に火を付けます。お線香に付いた火を消す際には、吹いて消すのではなく、手で仰いで消すことが礼儀とされています。
そして、お供えするお線香の本数について、各宗派によって違いがあります。
◎浄土宗・日蓮宗・曹洞宗・臨済宗・・・・・・1本
◎浄土真宗・・・・・・・・・・・・・・・・・1本を折って2本にする
◎真言宗・天台宗・・・・・・・・・・・・・・3本
お墓にお供えする際にお線香を立てますが、浄土真宗は「寝かせて置く」作法となります。ただし、お墓の前に置いてある香炉の形状にもよりますので、お墓に合わせてお供えください。
ご家庭で使用されるアロマもお香の一種であり、昔から馴染みのある香りのお線香。その歴史や由来の深さを知ることは、さらなる世界が広がりますね。
お墓参りの際には、ぜひ良い香りに包まれて、ご先祖様・故人様へ想いを馳せてみてください♪
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