2024.02.04
2回目の中間テストは余裕!?&「哲学」ってこういうこと
HAJapan校長の大久保愛子です。
1期生、2回目の中間試験。
初回のテストに比べ、
皆さん余裕が出て来たようでした。
出来も大変良く、ホメオパシー「哲学」への
理解が進んできていることが感じられました。
「哲学」は、ホメオパスが行う仕事の
ノウハウ(方法論、技術)のこと。
「オルガノン第6版」「慢性病(論)第2版」に書かれています。
それは、
「ホメオパスが自然の法則に則って
仕事を行うためには、どうすれば良いのか」
を、ハーネマンが徹底した観察と実践によって
確かめて、記したものです。
抽象的なお題目などではなく、
また、単なる理念や姿勢にもとどまらない、
具体的な技術が書かれているのです。
200年前の技術って古くないの?
というお声もありそうですが、
古くはありません。
なぜなら、自然の法則は普遍的だから。
自然の法則に立脚する「哲学」もまた普遍的であり、
ホメオパスなら、どの時代であろうと
理解・習得しておくべき共通の基盤なのです。
何か時代に応じた新しい技術を
加えていくとしても、基礎の理解はマストです。
もし「哲学」がなければ、
ホメオパシーのコンサルテーション結果の、
的確な検証ができません。
結果として、哲学なきホメオパシーでは、
再現性が低くなるか、ただ目の前の不調だけを
扱うものになってしまうでしょう。
え?目の前の不調がおさまればそれで良くない?
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
それでは、ホメオパシーでできることの
ごく一部分を行ったに過ぎませんし、
最善手でもありません。
表面の様々な芽を摘むことを繰り返しても、
背後の乱れが進んでいくことまでは
止められないからです。
やがてまた、別の不調となって芽を出すことになります。
表面の不調が落ち着いたら、
そこから何をするべきなのか。
それが、ハーネマンの最大の関心事でした。
背後にある負荷の起源
(これにもカテゴリーがあります)まで辿り、
バイタルフォースのこじれを順番にほぐして、
クライエントをなるべく深いレベルで
バイタルフォースの乱れから解放する。
これが、ハーネマンが生涯かけて
目指していたことです。
私たちは、それを
「オルガノン第6版」「慢性病(論)」
から、具体的なメソッドとして学んでいます。
さあ、ここは1年生の折り返し地点。
1期生の皆さん、
自然の法則ってこうなっていたのか!!!
と知る喜びと好奇心を持って、
共に進んでいきましょう。
ホメオパシーアカデミージャパン
(HAJapan/エイチエージャパン)
校長 大久保愛子