続 日本一の村・蒜山

前回記事の続きです。

蒜山福王寺の小谷住職が出場する

「H1 法話グランプリ2023」は、

YouTubeでのライブ配信がありました。


土曜日の昼間ということで、もちろん営業中。

しかし、幸か不幸かお客様の流れが止まり、運良く3番目の小谷住職の登壇をリアルタイムで視聴することができました。

(耳にイヤホンをつけて)


司会者からの紹介コメントには、

「私の生まれ故郷である、岡山の最果て蒜山高原の子どもたちに夢を与えたい」

「全ての方に感謝し、登壇するのは私ですが、もはやチーム戦だと思って挑みます」

とありました。

小谷住職の蒜山を思う気持ち、蒜山を背負う覚悟を感じます。


舞台に向かう表情には、緊張と共に気合いが見て取れました。しかし、喋り出すと、いつも通りに落ち着いた様子で、1,400人の大観衆に語りかけるように話をされます。

私はご本人から稽古のご苦労を伺っていたので、祈る…いや、拝むように観ておりました。

しかし、そんな心配もよそに、客席の反応は上々、住職も楽しんで話をされ、終了。

内容も表現力も、そして声も、見事な法話でした。


即、LINEで短い感想を送ると、

「みてくれたんですね。なんとかゴールできました!!」

という返信。

しっかりやり切ったことに安堵しつつも、今度は結果が気になってきます。

まだまだ5人も控えています。


私はM-1グランプリなどの賞レースが大好きなので、登場順により、印象や評価に影響することを知っています。

ということで、営業中に関わらず、耳はイヤホンで他の方の法話を聴いておりました。

(もちろん、注文が入れば、集中して焼きそば焼きました…)

聴いていると、どのお坊さんも素晴らしい法話で、どなたも甲乙つけ難い気がして、不安になります。さすが、各宗派を代表した方々です。


8名の法話が終わり、いよいよ結果発表。

営業を終了し、片付けを終えた私は、姿勢を正してその時を待っておりました。

そして結果は…



グランプリ受賞!!!!!!!!!!!


「うおおおーーー!」


画面越しに声が出てしまいました。そして、男泣きする小谷住職を見て、私も胸に迫るものがありました。



受賞スピーチでは、感謝の言葉と共に、

「蒜山高原にぜひお越しください」

としっかり蒜山をPRされていました。

蒜山を背負い、見事に結果を出し、蒜山にまた新たな日本一が生まれました。

「蒜山の子どもたちに夢を与えたい」とおっしゃってましたが、蒜山のおっさんにも夢を与えてくれました。

私もがんばらねば!


本当に小谷剛璋 住職おめでとうございます!

ということで、煩悩だらけの動機の一つ、唐揚げを喜んでご馳走させていただきます!


ニュース記事

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d982f99256d71ce58eedc9618e40587076358f4



「眼(まなこ)明らかなる時は、すなわち途(みち)に触れて皆宝なり」(空海)

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