2023.11.12
【SD`sブログ】『墓守(はかもり)』ってなにするの?
広島県三次市の石材店stoneSDの貞岡です(^^♪
今年で40代となる私は、いわゆる【ミドル】といわれる年代になりました。
【ミドルエイジ】=『中年期』
一般的に、40~50代半ばのことを【ミドルエイジ】と呼ばれるそうです。
人生の中間と言われる年代。
仕事・家庭・地域・子育てなどの経験や繋がりも増え、次のステージに進むタイミングでもあるのではと思われます。
そんな【ミドルエイジ】に意識して頂きたいのは、『世代交代』です。
「まだまだ親は元気だから」
と言いたいところですが、
お墓に携わる私が感じることは、
「親が元気なうちに、色んなことを受け継ぎませんか?」
ということです。
これは、「家を継ぎましょう」とか「社長(会社)を継ぎましょう」ということではなく、「ご先祖様から繋がる家系を継ぎましょう」ということです。
それができるのが、『お墓の承継』=【墓守(はかもり)】です
―*墓守の定義と実態*-
墓守とは、「先祖代々のお墓を引き継ぎ、維持管理していく人」のこと。
多くの場合は親族が担います。かつては長男が家もお墓も継ぐのが一般的でしたが、現代では長男に限らず、その家の子どもが継承するようになってきています。
実は、墓守は親族でなければならないという決まりはありません。
もちろん、結婚して姓が変わった配偶者でも継承できます。
―*墓守の主な役割*-
墓守の役割には、主に「1.年間管理費用の支払い」「2.お墓掃除」「3.法事の施主」などがあります。
「1. 年間管理費用の支払い」
市営・民間・寺墓地などにお墓・墓地をお持ちの方は、墓苑・霊園の維持管理の為の費用が掛かる場合があります。
「2. お墓掃除」
お墓を承継された方が主に管理をするように定義されております。
ですが、身内・親族など、みんなで維持管理をすることが、故人やご先祖様が喜ばれることです。
「3. 法事の施主」
お寺や葬儀社や石材店との打ち合わせなど、いわゆる【リーダー】となってまとめて頂く。
お墓を守り続けるのが難しかったら?
故郷から遠方に住んでいるため、頻繁にお墓参りやお墓掃除に行くことができないという方もいるでしょう。また、近年のコロナ禍の影響もあり、故郷へなかなか帰って来られないという方もいらっしゃるようです。
そういった方たちは、お墓参りやお墓掃除の代行サービスを利用するというのも一案です。
「stoneSDのお墓掃除代行サービス」はこちら
このような代行もままならず、いつの日か、何らかの事情でどうしても墓守がいなくなることもあると思います。一般的には、家族や親族の中で任せられる人がいないか検討しますが、それも難しいようであれば、墓じまいや永代供養も視野に入れてみてください。
2つの家を1つの墓に合祀する「両家墓」
嫁ぎ先、婿入り先やご両親の実家の墓守をするなど、二つの家のお墓を維持管理していくという方もいらっしゃるようです。そういった方へのご提案として、両家墓という方法があります。
両家墓(りょうけばか・りょうけぼ)とは、2つの家のお墓を1つに合祀した、昔からある墓の形式です。
墓を継ぐ子どもがいない、1人娘が嫁いでしまったなど、将来的に墓を維持できない時に利用されるそうです。1区画に2つの墓石を建てたり、1つの墓石に両家の家名を並べて刻むなど、両家墓にはいくつかの形式があります。
お墓や墓守については、家庭によってさまざまな事情があると思います。実の親と同じお墓に入れれば嬉しいという方もいらっしゃいますが、こればかりは独断で決められません。
いろいろな方法があることを理解した上で、検討してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
継続していく事は大切な事です。しかし、墓守には様々なケースがあり、インターネット上でも様々な情報が飛び交っております。
安心して正しい情報を得るには、やはり専門の方・職種に聞くのが一番です。
stoneSDにはお墓ディレクターの資格を有する者が居りますので、皆様のお墓に関する悩み・疑問にお答えして、終活に寄り添います♪
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当店では、お墓のお悩み・ご相談を、対面、またはオンラインでも伺っております。
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