【愛子校長便り】解剖生理学も必須です

こんばんは。

HAJapan校長の大久保愛子です。

 

先日は、HAJapanの解剖・生理学講義の初回でした。

 

HAJapanの必須科目は、ホメオパシーだけではありません。

人間の体の構造(解剖学)と機能(生理学)についても2年間をかけて学びます。

 

まず人間の体の正常な状態を知っておかなければ、そこから外れた状態を理解することはできないので、

クライエントの心身の健康をサポートする者には(ホメオパスに限らず)、これらは不可欠な基礎知識です。

 

例えば、直ちに病院での処置や検査をしなければならない状況の時には、それをクライエントに促さなければなりません。

また、クライエントを順調にサポートできているのか判断するために、病院の検査数値などを適切に理解できる必要があります。

 

安心で役立つホメオパシーを提供すること。

それを可能とするための前提として、HAJapanでは解剖生理学を必須科目としています。

 

講師は、現役の内科医でホメオパスでもある久伸輔医師です。

 

先日行われた初回のテーマは「消化器」でした。

 

消化器・呼吸器外科医としてのキャリアもお持ちの久先生の解説は、さすが!!のわかりやすさ。

食物が口に入るところから始まり、消化・吸収が進んでいく流れに沿って、

多くの図解を駆使して説明されるので、非常にイメージがしやすい。

また、個々の臓器について理解するだけでなく、

 

実際にどんな位置関係でどう影響しあって体の中に収まっているのか。どう協働しているのか。

そこまで理解できるように工夫してくださっていることが、随所でわかる講義でした。

 

そして、講義の最後には、今回の範囲に関係するホメオパシーのルブリック用語

(レメディの候補を絞るための「レパートリー」に欠かせないもの)

についても触れてくださり、これからルブリックに慣れ親しもうとしている受講生にとって、

その面でも大きな支援となったと思います。

 

このようにして、ホメオパシーの哲学(方法論)、個々のレメディの知識(マテリア・メディカ)、

解剖生理学(とそのホメオパシーのルブリックへの変換)、の3方面から、着々と足場を固めて行くHAJapanの受講生たち。

 

全科目に試験があり、実習もあって、決して甘くないこのスクールでのシゴキに耐えて(笑)、

朗らかに実力を培っている皆さんは、本当に頼もしいです。

 

皆さんと一緒に学ぶことができて、私たち講師陣もとても幸せです。

 

息切れしないように気をつけながら、共に歩んで行きましょう!!

 

 

ホメオパシーアカデミージャパン(HAJapan/エイチエージャパン)

校長 大久保愛子

 

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