体調崩して

できないことも増えて

うちにいる…

子供や夫の帰りを待ち

家事をできる範囲でやる…

何もできていない毎日

こんなんでいいのだろうか…

私って生産性ある？

こんな風に思うことも

あるのではないでしょうか？

自分の毎日が無駄なことって、

何一つないですよね

そう思います

むしろ探せば

無駄なことからしか

生まれないモノもあります

買い物中にたまたま出会った人と

仲良くなり、生活に彩りが生まれた

たまたま読んだ本から

インスピレーションが湧いてきて

やりたいことが見つかった

などなど

効率的に動かなくても

『無駄』だと思い込んでいるものから

ものすごく価値が生まれる,,,

体調を崩した過去を振り返ってみると

「休養期間も無駄ではなかった」

「体調不良も無駄ではなかった」

私は

そう思える出来事が多かったです

「なんで私がこんなことに…」

って悔しい思いもあると思いますが

どれだけ計画しても、

計画通りにいかないこともあります

こんなはずでは...

それよりも偶然が偶然を呼び、

何かにつながっている…

今の自分…

があるかもしれません

私がそうでした

一見、無駄だと思えることは

抽象的に見てみると

自分や誰かのためになっているし

実はすごく

価値のあることなんだと思います

『無駄』だと思ってしまい

価値を感じにくくしてしまうのは、

効率主義、完璧主義的な思考

なんだとも思います

『無駄』に価値を感じることが

出来ない思考は、ものすごく

息苦しいですよね…

精神医の主な仕事は

『完璧主義から

　その人を脱却させること』　

と言っている方もいます

精神的に穏やかにいられない人は

『無駄』なことを極端に嫌う傾向がある...

ある程度、適当に生きることや

ガサツに生きることは

『生きやすさ』に繋がるかもしれません

本当はみんなそれを知っていて、

心のどこかでは、そうなりたいけど、

そうなれない…

そんな時もありますよね

効率や生産性ばかりを考えるなら、

例えば

学生時代の部活の汗と涙は

プロにならなかったから、「無駄」だと

いう発想になってしまいます

まったくそうじゃないですよね

昔、バレー部のキャプテンだったけど

今はバレーもう出来ません

なりたい姿にまだなれなくても、

イメージしていたことが出来なくても

まったく違った形で見返りは

帰ってくるでしょうし

そこで出会った人たち、

学んだこと、経験した

全てのプロセスが

一生の財産になる

それが大人になってからの

子育てだったとしても

家事をこなしてきたとしても

仕事で出世できなかったとしても

人間関係が苦手だったとしても

それもすべて財産ですよね

人生100年時代ですから

私は日頃忙しい時もありますが

何も生み出さない時間

ぼーっとしているだけの時間

つい、youtubeで

懐メロ曲を聴いてしまう時間

案外、無駄な時間によって、

救われたりしています

「無駄な時間」なしに、

生きていけないのです

「この体調不良さえなければ

やりたいことができたのに…」

そう思うこともあるかもしれませんが

すべて思い通りって

人生楽しくないかもしれません...

映画やドラマも

何が起こるか分からないから

ハラハラドキドキ

楽しいし

映画やドラマの主人公達はみんな

途中、死にかけてますから...笑

でも復活してハッピーエンドです

もし今最高に絶不調で

辛い出来事がある時でも

何かしら今できていること

取り組んでいることがあると思います

『無駄だと思い込んでいること』こそが

今後の人生を有意義な

ものにしていくタネかもしれません

「思いもよらない出来事」が

実は、いいのかもしれません