2023.07.29
集まる塾は集まる、集まらない塾は集まらないようにしている
集まる塾は集まる、集まらない塾は集まらないような行動をしている。
私の近所では飲食店が結構、閉鎖しています。残念のお店もありますが、「当然だな」というところもあります。
本当に些細なことですが、ちょっとした行動の積み重ねによって潰れます。実は塾の場合も同じかも知れません。
潰れてしまった飲食店の話
以前近くにうどんをメインにした飲食店がありました。チェーン店です。
当時の私は混雑が嫌なので中途半端な時間に食事に行くことが多かったのです。
11時に行くか、あるいは2時を過ぎてから行くか。あるとき、仕事をしていて食事を行くのを忘れていた。
それで「しまった」と思って行ったところ到着したのは2時40分頃です。
そのお店は3時までしかやっていません。次は5時からです。2時40分頃に行くとアルバイトの女の子に聞いたのですが、
「もう終わりでよすね」
と私が言うと
「はい、もう3時までなので」
と。
「次は何時からですか?」
と聞くと
「5時からです」
と仕方がないので、5時まで仕事をして5時になって店に行ったのです。
すると入口は鍵がかかったままです。何度呼んでも中から誰も出てこないのです。
結局その店は5時から開ける予定が責任者の方が来なくて5時を大きく過ぎてから店を開けてみたみたいです。
こちらとしては「5時から」と言われたので、5時に行ったのに空いてなかったのです。
残念ながらその店は潰れてしまって、今はその場所は更地になっています。
理容店に行く
いつも行く理容店は自宅から車で30分ほどかかります。20年以上前に知りました。
奈良に引っ越してからは通うようにしています。結構同じところに何年も通っています。
日曜日に電話したところ
「残念ながら予約で一杯です」
とのこと。
近くの理容店にも電話したり、訪問したりしたところ、予約いっぱいで日曜日は行くのを諦めました。
そして次の月曜日。一般の理容店ではおやすみです。仕方がないので、大手のチェーン店がやっているところだけがやっていたので11時に入りました。
「どうぞ」
と鏡の前の席に勧められました。ところがいつまでたってもカットはされません。
10分ほど経ったほど頃
「あと何分待てばいいのですか?」
と質問したところ「あと15分ほどです」と。
つまり、私から声をかけなければ25分間、鏡の前で座りっぱなし なわけです。
途中で
「仕事があるのでもういいです」
と言って出て行きました。
その日は諦めて、次の日に行くことにしました。
そして、火曜日。朝一番でいつも行っているところに電話したところ、火曜日は全部埋まっているそうです。
仕方がないので一番近所の美容室に行ったところ「今日は予約はいっぱいです」と。
ところが、知らない番号から私の携帯に電話が。
「今日18時半からだったら開けることができます。来られるようだったら来てください。キャンセルのときだけお電話ください」
と。さっき行った近所の理容店から電話がかかってきたのです。私は予定を変更してその理容店に行くことになったんです。
実は私は散髪に関しては不景気 だからと言って、散髪に行くまでの期間を延ばすこともありません。
また、安い料金のところに行きたいと思いません。必ず毎月1回は利用することになります。
しかも、気に入って一度行くと ずっと何年も通います。仮に4000円だとしても年間で4万8000円の売り上げの見込みが立つことになります。
下手したら今のところに住んでいる間ずっと通うにことになります。
多分、電話がなかったらそのお店には一生行くことはなかったと思います。本当に些細なことです。
整体で遅刻
坐骨神経痛になってから少しでも腰痛が起こると整体で調整するようにしています。
いつも行ってるところは20年以上行っています。しかも今住んでるところからと車で約30分かかります。
それでも通っています。たまたまいつも近くに通っているジムで 整体体験があったので無料で体験した。
今なら3000円で体験ができますということでしたので予約を入れました。
それか26日の18時です。遅刻してはいけないと思って少なくとも30分前には出て行ったところすぐに到着しました。
15分前には到着ですが、看板がない場所がわからんのです。仕方がないので携帯の方に電話したところも返事がなし。
LINEに送っても返事はなし。3分前の57分に電話がかかってきました。
「すみません。出張先のトラブルがあり6時には行けません」
と
「何時から行けるのですか?」
と聞いたところ
「20分ほど経てば行けます」と。
「なら結構です」
と私は帰ってきました。
新規オープンのところや、お客の少ないところは応援するつもりでなるべく行くようにしています。
というのも私自身が塾を最初にオープンしたとき、非常に苦労したからです。
できれば応援したいわけです。ましてや若い子であれば最初のときは1人でもお客さんが入ればいいだろうと。
それで良ければ私もしばらく通ってもいいなと思っていました。これで終わりです。
もちろん、人間ですからトラブルあるかも知れません、このときに「すいません」ではなく、例えば
「今回はこちらの手違いなので無料でもいいのでもやります」
と予約を取り直すとなればどうでしょうか?もし私が同じ立場だったらそうします。
実際に塾の指導でこちらのミスでやったときは無料で指導することもありました。
そうすると当然ですが次につながる可能性は出てきます。
行く理由を見つける
こういった細かいことを見ていくと
「あー。ここに行く理由はない」
「ここは行ってみたいなぁ」
というお店があります。それは塾でも同じです。私が集客のお手伝いをしていて
「このお店は行けるな」とか「この塾は行けるな」っていうところははっきりした 行く理由があるのです。
塾を開業するとときや教室を持ったりするとき。あるいは会社をしたときには必ずいるのがそこに行く理由です。
あなたのところから買う理由が必要なのです。その理由がはっきりしていたり、たくさんあったりすれば当然買いたり、サービスを受け取ります。
が、それがないと行かないわけです。例えば、「安い」もそうでしょうし、「早い」もそうでしょうし、他とは違うサービスをしているでもいいです。
細かいところを見ていくと、そういった小さなことが実は集められる。集められないということに現れてくるのです。