今日の習慣が、これからの身体をつくる フレイル・ロコモ・介護予防


介護が必要になる前に。今日から始めるフレイル・ロコモ予防


昨日は鹿児島市で、「フレイル・ロコモ・介護予防講座」を開催いたしました。


「いくつになっても元気でいたい」
「家族にも、できるだけ長く元気でいてほしい」

誰もがそう願うものではないでしょうか。

年齢とともに、

・以前より歩くのがきつくなった
・階段の上り下りがつらくなった
・外出するのがおっくうになった


といった変化が少しずつ現れることがあります。


大きな不調が起きてからではなく、こうしたサインが現れる前から、身体を整える方法を知っておくことが大切です。


フレイルとロコモの違いとは?

「フレイル」とは、加齢によって心身の活力が低下し、

健康な状態と要介護状態の中間にある状態のことです。


一方、「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム」の略で、骨・関節・筋肉などの運動器の機能が低下し、

立つ・歩くといった動作が難しくなっている状態を指します。


「介護」という言葉は広く知られていますが、その前段階にあるフレイルやロコモについては、

まだ十分に知られていないように感じます。


介護が必要な状態は、ある日突然始まるとは限りません。


足腰が弱る
 ↓
外出する機会が減る
 ↓
人と会うことや身体を動かすことが少なくなる
 ↓
筋力や心身の活力がさらに低下する


このような流れを防ぐためにも、筋肉・骨・関節を健やかに保ち、日常的に身体を動かすことが重要です。

今回の講座では、毎日の生活の中で無理なく続けられるケアについてお話ししました。


身体を支える栄養について

健康な身体をつくるためには、炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルという五大栄養素を、

バランスよく摂ることが基本です。

特に骨や筋肉を健やかに保つためには、カルシウムやマグネシウムをはじめ、さまざまな栄養素が関係しています。


女性は閉経後、女性ホルモンであるエストロゲンの減少に伴って骨密度が低下し、

骨粗しょう症のリスクが高くなるといわれています。

また、マグネシウムは筋肉の正常な収縮や弛緩にも関わる栄養素です。


まずは日々の食事を整えること。そのうえで、食事だけでは不足しやすい栄養素については、

体調や食生活に合わせて栄養補助飲料を上手に活用する方法もあります。



香りを使ったセルフケアも体験

身体と心を心地よく整える方法の一つとして、今回はエッセンシャルオイルを使ったセルフケアも体験していただきました。


最初に使用したのは、ペパーミント。

香りを楽しみながら、気分をすっきりと切り替える時間をつくりました。


続いてローズマリーの香りも体験していただきました。すっきりとした香りを楽しみながら、頭と気持ちをリフレッシュします。

ペアワークでは、D社の「ディープブルーラブ」というクリームとコパイバを使用し、首や肩をやさしくケアしました。





参加者の皆さまには、香りに包まれながら身体をいたわる心地よさを体感していただきました。



最後は、サイプレスとグレープフルーツの香りを取り入れた、膝まわりやふくらはぎのセルフトリートメントです。

一日頑張った脚を、自分の手でゆっくりといたわります。

高齢者だけでなく、運動会やクラブ活動、立ち仕事などで脚に疲れを感じている方にも、取り入れていただきやすいケアです。


要支援や要介護の状態になるまでには、毎日の生活習慣が少しずつ影響している場合があります。


だからこそ、

・バランスのよい食事を心がける
・不足しやすい栄養素を意識する
・無理のない範囲で身体を動かす
・外へ出て人と交流する
・香りやトリートメントで心身をいたわる

このような小さな習慣を、今から暮らしの中に取り入れることが大切です。


私たち50代が65歳以上になる頃、現在と同じような医療・介護サービスを受けられるとは限りません。


自分でできることを少しずつ続け、自分の身体を自分で守る意識を持つことが、

これからの健康寿命を延ばすためにますます必要になると感じています。

昨日の講座が、参加してくださった皆さまにとって、ご自身や大切なご家族の健康を見直すきっかけになればうれしいです。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。


次回は、9月28日(月)に霧島市で開催いたします。



「今からできることを知りたい」
「家族と一緒に健康について考えたい」
「栄養やアロマを使ったセルフケアを体験してみたい」

そのような方は、どうぞお気軽にご参加くださいね。


一覧 フランス人作家ジュリアンが語る、ワンネスと日本の意外な関係