【RPGによせて】⑤熱中:模倣犯

はじめましての方も、

いつもましての方も、

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

小林桃子です。


お待たせしました。

前回の答え、考えてくださいました?

当たりましたか?

答えは『模倣犯』でした。

しかも私が読んだのは2019年ですからめちゃくちゃ最近やんwww


こちらも、アメブロに感想記事を書いていたので、抜粋して引用しますね。

 

私、昔SMAPの中居さんが好きでね。

映画になった時から気になっていたんです。

でも、原作のあるものは出来るなら先に本を読みたいとずっと観ていなかった…

 

人間模様が描かれるのが濃くてね~。

第1章は事件全体のあらまし。

第2章は事件の裏側、そしてある意味の決着。

第3章は真相に迫る。


正直第2章は読んでいるのが辛かった…

登場人物の苦悩が重すぎたんです。

模倣犯というタイトルから想像していた展開とは違うことも最後の最後にそう来るのか~と納得。

これを連載で書かれた宮部さんは本当にすごいなぁと…

当時連載で読んでいたら気になって気になって仕方なかっただろうなぁと思いました。

 

問題が起きた時に人はどうその問題と向き合い、そして折り合いをつけていくのか?

根本的な人間の生きる姿が描かれています。

 

読みながら1997年の神戸の事件を思いだしてました。

正義とは何か?

罪とは何か?

人はどうして犯罪を起こすのか?

深く考えさせられました。


以上、↑読了後の私の感想の抜粋です。


この『模倣犯』は文庫で全5巻でした。

でも、本当に次を早く読みたい読みたいとぐんぐん読み進めました。

その感覚はすごく心地よかったです。

「先が知りたい!」と、どんどん引き込まれ、

残りのページが少なくなると「読み終わりたくない!」という気持ちが自然と生まれました。

これが熱中するということなんじゃないかと感じました。


この作品には今回私が今回出演する『R.P.G.』に出てくる武上悦郎刑事(ガミさん)が出てきます。

そうなんです!

『クロスファイア』の石津ちか子刑事と

『模倣犯』の武上悦郎刑事の共演が

『R.P.G.』という作品の中で実現しています。

すごくないですか?

私何年も前からちゃんと今回の出演のための準備ができてました!!!


『模倣犯』は本当に読み応えのある作品で、読んでよかったです。

映画を観る前に読めてよかったです。

そして、映画もこれはちゃんと観ました☆


映画は映画で面白かったです。(いろいろ酷評は目にしましたが…)

昔より映画と小説は別物であるという意識がしっかり持てるようになったので、

完全に別物として楽しめました。


さて、この流れで、私が次に読んだ作品はきっとおわかりいただけるかなぁと思います。

さて問題です!

次に私が読んだ宮部さんの作品は何でしょう?

答えは次回!


ではまた。


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