2023.03.12
【塾倒産】これで失敗は減った。やり方を変えて成功するように
インターネットで集客した塾は順調でしたが、それは大きな欠点を含んだ塾でした。それは
「辞めやすい塾」
というものでした。私は
「塾をやっている」
つもりでしたが、当初の会員の方にとっては
「通信教育に入会した」
感じだったのかも知れません。イメージしてもらえればわかりますが、「進研ゼミ」何かもそうですよね。
「自分でがんばる」
と言いながら、やらない。CMでは
「15分でできる」
と言われていますが、それでもやらない。たまる添削。結局やめてしまいまよすね。そんな感じでした。
そして、私が会員さんに電話してわかったのが
「親が子どもに教えるストレス」
でした。つまり
「会員さんが困っている問題」
がわかったのです。FAX指導でわからない問題は母親がそれを教えていたのです。だから、お母さんにとってはストレスだったのです。
「これだ」
と思った私は何とか「電話を使って指導する」という方法を考えました。そして、「導入する決定」を下したのです。
ただ今回は違っていました。それまでの私は、自分の頭で考える。良いと思ったら一度に「ドバーッ」とお金を使って失敗していました。
オフラインの塾でも立地を真剣に考えないで
「ただ以前に住んでいたので知っている場所」
「駅から徒歩1分でよい場所なのに家賃が安い」
「人に勧められたから」
とあまり深く考えないで
「200万円の投資」→「失敗」
でした。ですが、大きな失敗をしてからは今度は次のようにしていきました。
リサーチ→テスト
です。これを繰り返しました。保護者に悩みを聞いて(リサーチ)、実際に少ない人数(テスト)でやっていくのです。
それで私がやったことは
「無料テレビ電話で私が直接指導する」
というものでした。今から17年前の話です。今でこそ様々なソフトがあります。
Skype ZOOM
といった簡単にできるものがありましたが、当時はまだそれほど普及していません。
「出来るだけ無料」
と思っていたものの、当時は高額な月会費を払わないとけいないものばかりでした。
さらに問題があってそれは
「通話が切れやすい」
というものです。今でこそ国内であれば通話が切れることはほとんどないですが、当時はやはり切れることも多かったのです。
そして、ずっと毎日
「無料テレビ電話」
で検索していました。そして、出てきたきものであればドンドン試していったのです。
もちろん、「有料」でもです。今まででも11社以上試しています。そして、
「1社有料」
の物を使ってスタートさせたのです。そして、その後はまた、大きな事件が・・
ただ、今回は以前と全く違っていました。今まであれば
「すぐに全員に導入」
と決定していましたが、今度も繰り返し
「リサーチ」→「テスト」
です。
「無料のテレビ電話」
をスタートしたときも、いきなり
「全員に導入」
ではなく、最初はテスト的のスタートという形でスタートしました。
一度の会員さんにするのではなく、比較的コミュニケーションの取れていて、クレームのこないだろうと思われる会員さんにお願いして
「半月間テスト」
したのです。もちろん、その間もいろいろなトラブルがありました。
最初は
「導入が出来るのかどうか?」
です。というのは、私の場合は
「パソコンのスペック」
「回線の速度も一応高いレベル」
であったとしても
「会員さんがすべて同じ状態ではないから」
です。また、
「会員さんのパソコンに関する知識」
もバラバラなので
「導入も簡単に出来なかった」
のでした。もちろん、使用する会社によっては
「導入をサポート」
してくれる会社もありましたが、それも
「平日の昼間だけ」
と普段親御さんがいない時間しかサポートしてくれないときもあります。
また、私と時間を調整しても
「導入できない」
ということで
「3時間も一緒にやった」
にも関わらず
「導入できない」
ということもありました。さらに問題は
「途中で通話が切れる」
ということが頻繁に起こりました。
私 「ここにXを代入して」
生徒「はい」私 「それからyを出します」
生徒「・・・」私 「わかる?」
生徒「・・・」私 「聞こえる?」
生徒「つーーーー」
そんな感じでした。その度に
「時間の延長」
「振り替え授業」
をやっていました。
ですが、トラブルはあったものの
「生徒が退塾する」
ということは減っていったのです。
「直接指導と近い形」
にしたことで、ドンドン生徒は続いていったのです。
そして、さらに
「追加の指導を」
ということになって指導時間も増えていったのです。
そして、塾の方も順調に伸びていった
のです。
「自分さえがんばれば」
ということでドンドン仕事時間は増えていきました。
そして、また問題が出来てしまったのです。
続く
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