【SD`sブログ】今年の漢字「熊」と石の循環

 こんにちは。三次市の石材店 stoneSD の貞岡です。

 

今年の漢字に選ばれたのは 「熊」


熊の出没が、全国各地でニュースになった一年でしたね。

三次市周辺では、昔から熊の出没を耳にすることもあり、
熊のニュースを聞くたび、

自然と人との距離について考えさせられる場面が多くありました。


熊が教えてくれたこと


熊は、ただ山から下りてきたわけではありません。

  • 山の環境の変化
  • 人の生活圏の広がり
  • 自然の手入れ不足


そうした積み重ねの結果として、
私たちの暮らしの近くに現れるようになった存在です。

「危ないから排除する」
それだけではなく、
どう共に生きるかを考えることが
以前からも求められているのだと思います。


自然と向き合う仕事

私たち石材店の仕事も、
自然から生まれた石を扱う仕事です。


石材を加工する過程では、
どうしても 石の端材 が出ます。

サイズが合わない、
形が不揃い。
それだけの理由で、
使われずに残ってしまう石たちです。


「処分」ではなく「循環」へ

当店では、
そうした石材加工の際に出る端材を、

皆さんのDIYやエクステリア素材として

次の役目につなぐ取り組みを行っています。

カタチは整っていなくても
石は十分に活躍できます。



【熊と石】共通するもの

熊も、石も、
人間の都合だけで
存在しているわけではありません。

自然は、
人に合わせてくれる存在ではない。

だからこそ、
私たちが歩み寄り、
付き合い方を見直すことが大切なのだと思います。



石にも、次の役目を

stoneSDでは、
石を「使い切る」のではなく、
役目をつないでいくことを大切にしています。

今年の漢字「熊」は、
自然との距離感をもう一度見つめ直すきっかけを与えてくれたように感じます。

石にも、次の役目がある。

そんな想いを胸に、これからも石と向き合っていきます。



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