2025.12.05
50代起業で売れない理由|商品に恋してお客を見ない失敗
〜オンライン起業でうまくいかないパターン②〜
📖 この記事は約8分で読めます
この記事で分かること:
- なぜいい商品なのに売れないのか、その本質的な理由
- 自分の理念や商品を語るほど売れなくなる心理学
- お客の心を動かす「こんにゃく理論」の具体例
- ベクトルを相手に向ける集客の本質
この記事はこんな方におすすめ:
- いい商品なのに売れないと悩む50代起業家の方
- 自分の理念や想いを熱く語っているのに反応がない方
- コーチ、コンサル、講師業で集客に苦戦している方
- お客さんの気持ちに寄り添う方法が分からない方
50代でオンライン起業して
いい商品を作ったのに
全然売れない。
こんな悩みを抱えていませんか?
実は、売れない人には
共通するパターンがあります。
今日はシリーズ第2回目。
「お客に恋せずに商品に恋をする」
という失敗パターンについて
話をしていきます。
50代起業で集客できない人の共通点:自分のことばかり語る
実はですね。
面談をしてるとですね。
本当にこう
人柄的にいい人が多いんですけれども
その人たちに共通してるのは
まずは自分の理念を優先とか
自分の思いとか
自分の商品のことばかりに
話をするってことなんですよね。
私はその人が言っていることは
否定するわけではないです。
ほとんどが素晴らしい人なんですけれど
それがお客さんに向いてない
ってことなんですよ。
お金を生むのはお客さんだけ
ビジネスっていうのは
1番お金を生むとこって誰?
お客さんしかいないんですよ。
ということは
お客さんのことを考えないとダメなのに
商品であったり
自分の理念を語るばっかり
理想を語るってことなんですよね。
50代起業家が陥る失敗:こんにゃく理論で解説
分かりやすい例で言うと
自分がすごく恋します。
あなたはこんにゃくが大好きだとします
自分はこんにゃくが大好きだと。
こんにゃくは大好きで
好きで好きでって
好きな女の子ができましたと。
で、その女の子口説くのに
そうだ。
僕はこんにゃくが好きだから
この彼女に
こんにゃくを美味しいこんにゃくを
食べさせてあげようとしたとします。
商品の良さだけ語っても売れない
で、その女の子に向けて。
こんにゃくの素晴らしさを
伝えるわけですよね。
「何とも言えないぷよぷよ感がいいんですよ」
「味がなくて味噌をつけると美味しいんですよね」
「こんにゃくはおでんにも合うし」
とかってお話をするわけですよ。
それでいっぱいその話をして
だから一緒にこんにゃく食べに行きましょう。
とかって
こんにゃく送りますね。
って言った時に
女の子自身は元々こんにゃくに興味がない
へえっていう感じですよね。
それを力説したところで
「なんで僕の思いが伝わらないんだろう」
「なんでデートに誘えないんだろう」
ってなるじゃないですか。
50代起業の集客成功法:相手の悩みを知る
で、普通に考えたら
女の子のデートを誘うってときに
まず女の子のこと気になりますよね。
で、好きなこと何なのって
こう聞いたら
例えば
彼女:「私ねえ、本当はケーキが好きなのよね」
私:「あそうですか」
私:「いちごのショートケーキは好きなの」
彼女:「あ、そう、それって美味しいですよね」
相手の悩みが分かると商品が響く
彼女:「でもね、本当は悩みがあって」
私:「どんな悩み?」
彼女:「実はダイエットも考えてて」
彼女:「最近食べ過ぎて太ってきちゃって」
彼女:「この前から5kgも太ったの」
私:「え、全然見えないですよね」
彼女:「だからね。ダイエットがね」
彼女:「できたらもうちょっと5kgぐらい」
彼女:「痩せたらいいんだけどね」
彼女:「でもお腹いっぱい食べたいし」
っていう風にこうわかっていたら
その時にこそ
こんにゃくの話ができるじゃないですか。
これが正しい売り方
私:「あ、そうですか」
私:「ダイエットしたいんですね」
私:「じゃあね」
私:「食べても食べても」
私:「太らないものがあったらいいと思いません?」
彼女:「あ、それいいよね」
私:「いいですよね。それ何です?」
私:「実はこんにゃくなんですよ」
彼女:「え、こんにゃく?」
私:「そう。こんにゃくっていうのは」
私:「お腹は大きくなるんだけど」
私:「栄養価が少ないんで」
私:「しかもそのお通じにもいいから」
私:「ダイエットには持ってこいなんですよ」
私:「実際、私の周りにも」
私:「こんにゃくダイエットっていうことで」
私:「5kg痩せた人もいるんですよ」
彼女:「え、本当?」
私:「うん。まずはね」
私:「美味しいこんにゃくの店があるから」
私:「出してくれる店があるから」
私:「一緒に行きません?」
彼女:「え、そうなの?」
私:「もう、そう、食べてみて」
私:「まずかったらやめればいいじゃないですか」
私:「1回食べてみたらどう?で、体にもいいし、便秘にもいいから、すごくいいよ」
っていう風に
そういう風に伝えたら
どうなのかなと思います。
50代起業家が最初にすべきこと:お客に興味を持つ
こうやってですね。
最初にすることっていうのは何かって言うと
お客に対して調べる
お客に対して興味を持つことなんですよ。
でも売れてない人って
自分の理想とか
自分の商品にしか興味がないんですよね。
「自分はこんなことできる」
「自分はこんなに素晴らしい」
ばっかりアピールするっていうのは
さっきのこんにゃくと同じなんですよ。
お客はあなたに興味がない厳しい現実
人っていうのは
他人のことには興味ないんですよ。
全員が自分にしか興味ないんですよね。
だから
こっちが集客しようと思った時には
相手の気持ちに寄り添わないといけないんですよ。
寄り添わないで
自分のことばっかり考えて
自分の思いとかだけをつなげるから
うまくいかないんですね。
ベクトルを「自分」から「相手」へ
そうじゃなくて
まず最初にあるのは相手ありきなんですよ。
それはなぜかって言うと
相手しかお金を出してくれないからなんですよね。
自分の理想からは
お金は生まれてこないし
商品からも
お金を生み出さないんですよ。
あるのは?
お客さんなんですよね。
ということは
自分の商品とか理想っていうのは
素晴らしいんで
それを曲げろじゃないんだけど
相手にどう伝えるかっていうことを
考えないといけないですよ。
50代起業で売れる人の思考法:相手を徹底的に調べる
それには
相手のことを徹底的に調べて
相手のことをまずは知ることから
スタートになるんですよね。
それをやってからじゃないと
売れないんですよね。
で売れない人っていうのは
全部自分なんですよ。
ベクトルが自分について
自分自分自分自分自分自分
ってなってるから
うまくいかないですね。
それよりも
まず1歩は
相手がどんなことに困ってるのか
どんな理想があるのか
で、今抱えてる課題は何なのか?
っていうのを真剣に考えると
商品の構成も変わってくるし
売り方も変わってくるってことなんですよね。
まとめ:50代起業で売れる人になる3つのステップ
オンライン起業で売れない最大の原因は
「商品に恋してお客を見ない」こと。
売れる起業家になる3ステップ
-
自分の理念・商品より先に相手を知る
- 売れない人:自分の商品の素晴らしさを語る
- 売れる人:相手の悩みを徹底的に聞く
- ベクトルを「自分」から「相手」へ
-
人は他人に興味がない事実を受け入れる
- 全員が自分にしか興味ない
- こんにゃくの押し売りは響かない
- 相手の悩み(ダイエット)が分かれば響く
-
相手ありきでビジネスを設計する
- お金を出すのはお客さんだけ
- 相手の課題を真剣に考える
- 商品の構成も売り方も変わる
50代だからこそできる共感力
50代には豊富な人生経験があります。
- 人の悩みに共感できる
- 傾聴力がある
- 相手の立場で考えられる
この力を活かして
「あなただから買いたい」
と言われる起業家を目指しましょう。
まずは商品の話をやめて
お客さんの話を聞くことから。
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前回の記事はこちら: 👉 50代起業で集客できない理由|ターゲットを絞らないと失敗する
WEB集客研究会 堀哲嘉
