2025.12.01
自由になりたいのに「なれない」理由
こんなことにお困りではないでしょうか?
「変わりないのに 変われない」
「お金が欲しいのに 減ってしまう」
「行動したけど 続けられない…」
一度うまくっいったのに、なぜか元の生活に戻ってしまう…
そんなことはありませんか?
私は公務員を脱出したくて、退職し、自由を手に入れました。
自分で好きなことを仕事にしてお金を公務員時代よりも稼ぐことに成功しました。
お金の次は「結婚」と思ったら結婚できました!
しかし、離婚になりました。
幸せを手に入れたかと思ったらなぜ人は失ってしまうのでしょうか?
その後で知った「コンフォートゾーン」という言葉を知って
意味が理解できました。
もっと早く知っていれば!と思う内容をお届けします!!
コンフォートゾーンから見る「自由への抵抗」
コンフォートゾーンとは
ルー・タイス、そして苫米地英人氏が提唱するコンフォートゾーンとは、
私たちが「心地よい」「慣れている」「安全だ」と感じる心理的な領域のことです。
これは単なる快適さではなく、無意識が「これが自分だ」と認識している状態を指します。
なぜ「自由」を望みながら元に戻ってしまうのか
1. お金に対するコンフォートゾーン
「お金と時間から自由になりたい」と頭では願っていても、無意識が「月収30万円の自分」「貯金が100万円程度の自分」を
コンフォートゾーンとして設定していると、収入が増えても無意識に元の水準に戻そうとします。
具体的な現象:
- 臨時収入が入ると、無駄遣いをして元の残高に戻す
- 副業で稼げるようになると、なぜか本業が忙しくなる言い訳を作る
- 投資を始めても「リスクが怖い」と安全資産に戻す
- 値上げしたくても「お客様に悪い」と罪悪感を感じる
これは、「貧乏な自分」が無意識のアイデンティティになっているからです。
2. 労働者・消費者意識という強固なコンフォートゾーン
私たちの多くは、幼少期から「一生懸命働くことが美徳」「お金は労働の対価」「時給で考える」という価値観を刷り込まれています。
戻ってしまうパターン:
- 「自動化・仕組み化で稼ぐ」と学んでも、結局「自分が働かないと不安」になる
- 「労働時間=収入」の思考から抜け出せず、時間単価で考えてしまう
- 経営者・投資家思考を学んでも、「楽して稼ぐのは悪いこと」という罪悪感が湧く
- 消費者として「安いもの」を探すことに時間を使い、生産者・提供者側に回れない
無意識が「汗水垂らして働く自分」をコンフォートゾーンとしているため、それ以外の稼ぎ方をすると、
自己イメージとの矛盾が生じ、元に戻ろうとする力が働くのです。
3. アナログ・デジタルのコンフォートゾーン
デジタル化、オンライン化、キャッシュレス化が明らかに便利でも、
「めんどくさい」「難しい」と感じて元のアナログな方法に戻ってしまうのも、同じメカニズムです。
典型的な抵抗:
- オンラインバンキングを設定しても、結局通帳記入に行く
- キャッシュレス決済を導入しても、「現金の方が安心」と現金に戻る
- クラウドで管理できるのに、紙のメモやファイルを使い続ける
- SNSやメール活用を学んでも、「やっぱり電話や対面が確実」と旧来の方法に戻る
これは**「アナログな自分」「デジタルが苦手な自分」という自己イメージがコンフォートゾーンになっているからです。
新しい方法を試すと、「これは私じゃない」と感じ、無意識が元の状態に引き戻すのです。
コンフォートゾーンの恐ろしさ
無意識は現状を維持しようとするホメオスタシス(恒常性維持機能)を持っています。
体温を一定に保つように、心理状態も一定に保とうとするのです。
つまり:
- 「貧乏な自分」がコンフォートゾーン → お金が増えると不安になり、減らす行動を取る
- 「労働者の自分」がコンフォートゾーン → 経営者的行動を取ると違和感を感じ、労働者に戻る
- 「アナログな自分」がコンフォートゾーン → デジタル化すると「自分らしくない」と感じ、アナログに戻る
意志の力では勝てません。無意識は意識の数万倍の力を持っているからです。
コンフォートゾーンを抜け出そうとすると現れる「自己防衛機能」
ここが最も重要なポイントです。コンフォートゾーンを抜け出そうとすると、無意識はあらゆる手段を使って元に戻そうとします。
その最も強力な武器が「自己防衛機能」です。
逃げ出したくなる
新しいことに挑戦し始めた途端、強烈な感情が襲ってきます。
事例1: オンライン化を始めた途端に...
- 「やっぱり私には無理かも」と急に不安になる
- 「今は忙しいから、落ち着いたら始めよう」と先延ばしにする
- 突然体調が悪くなる、頭痛がする
- 「もっと簡単な方法があるはず」と別の方法を探し始める(そして永遠に探し続ける)
事例2: 値上げを決断した途端に...
- 「お客様が離れたらどうしよう」と恐怖に襲われる
- 「まだ自分にはその価値がない」と自己否定が始まる
- 値上げの告知文を書こうとすると、手が止まり、SNSを見始めてしまう
- 結局「今のお客様が落ち着いてから」と延期してしまう
事例3: 投資や仕組み作りを学び始めた途端に...
- 「本当にこれで稼げるの?」と疑心暗鬼になる
- 「やっぱり自分で働いた方が確実」と元の労働者思考に戻る
- 学習教材を開くことすら億劫になり、YouTubeやテレビを見てしまう
これらは全て、無意識が「危険だ!元の安全な場所に戻れ!」と警告を発している状態です。
他人のせいにしたくなる
さらに巧妙な防衛機能が、責任を外部に転嫁することです。
事例4: デジタル化が進まない理由を外部に求める
- 「夫(家族)が理解してくれない」
- 「お客様がアナログな人ばかりだから」
- 「教えてくれる人の説明が下手」
- 「パソコンやスマホが使いにくい、メーカーが悪い」
- 「忙しくて時間がない(忙しくしているのは自分なのに)」
事例5: 収入が増えない理由を外部に求める
- 「景気が悪いから」
- 「この業界は安くしないと売れない」
- 「競合が安売りするから」
- 「もっといい場所に教室があれば」
- 「政府の政策が悪い」
事例6: 学んでも行動できない理由を外部に求める
- 「子どもが小さいから無理」
- 「もっと分かりやすい教材があれば」
- 「成功している人は環境が違う」
- 「私の年齢では遅すぎる」
これらの言い訳は、一見もっともらしく聞こえます。
しかし本質は、変化することへの恐怖から、無意識が作り出した防衛反応なのです。
なぜこんな防衛反応が起きるのか
無意識にとって、「今の自分」=「生き延びてきた証拠」=「安全」です。
新しい自分になることは、「未知の世界」=「危険かもしれない」と判断されます。
だから、あらゆる手段で元に戻そうとするのです。
この防衛機能は、あなたが悪いわけでも、弱いわけでもありません。
人間の脳の正常な機能です。だからこそ、この仕組みを理解し、対策を取る必要があります。
豊かさへの道: ちょっと難しいことを、ちょっとずつ、継続する
コンフォートゾーンを広げ、本当に豊かな働き方、生き方に変えていくには、
「ちょっと難しいこと」を「ちょっとずつ」継続していくことが最も確実な方法です。
なぜ「ちょっと難しい」が重要なのか
- 簡単すぎる:コンフォートゾーンの中。成長はない
- ちょっと難しい:コンフォートゾーンの境界線。成長のスイートスポット
- 難しすぎる:恐怖で動けなくなり、挫折する
例えば:
- いきなり月商100万円を目指すのではなく、まず3万円の単価アップから
- いきなり全てオンライン化するのではなく、まず予約システムだけ導入
- いきなり投資で大金を動かすのではなく、まず1万円から積立投資
- いきなりSNS発信を毎日するのではなく、まず週1回から
「できそうだけど、ちょっとドキドキする」レベルが最適です。
なぜ「ちょっとずつ」が重要なのか
大きな変化は、無意識の強烈な抵抗を引き起こします。しかし、小さな変化は、無意識が「まあ、これくらいなら...」と許容しやすいのです。
そして、小さな成功体験を積み重ねることで、新しい自分が「当たり前」になっていきます。これがコンフォートゾーンを広げる唯一の方法です。
なぜ「継続」が重要なのか
1週間だけ新しいことをしても、コンフォートゾーンは変わりません。
無意識に「これが新しい私だ」と認識させるには、最低でも3ヶ月、できれば半年以上の継続が必要です。
継続のコツ:
- 完璧を求めない(60%できればOK)
- できなかった日があっても自分を責めない
- 「やらなきゃ」ではなく「やりたい」と思える小さな目標設定
一人では抜け出せない: 伴走者の絶対的な必要性
ここが最も重要です。コンフォートゾーンを抜け出すには、一人では不可能に近いのです。
なぜ一人では難しいのか
-
自分では自分の盲点が見えない
- 「逃げている」ことに気づかない
- 「他人のせい」にしていることに気づかない
- 自分の言い訳を正当化してしまう
-
孤独な戦いになると、必ず負ける
- 不安や恐怖が襲ってきた時、一人だと逃げてしまう
- 誰も見ていないと、サボってしまう
- 自己流に戻ってしまう
-
正しい方法が分からない
- 試行錯誤で時間を無駄にする
- 間違った方向に努力してしまう
すでに成功している人に導いてもらう重要性
すでにコンフォートゾーンを抜け出し、豊かさを手に入れた人に導いてもらうことが、最短ルートです。
成功している伴走者ができること:
-
あなたの防衛反応を見抜く
- 「それは言い訳ですよ」と愛を持って指摘してくれる
- 「今、逃げようとしていますよ」と気づかせてくれる
-
正しい道を示してくれる
- 遠回りせず、最短ルートを教えてくれる
- 「次はこれをやりましょう」と具体的な行動を指示してくれる
-
背中を押してくれる
- 不安な時に「大丈夫、できます」と励ましてくれる
- 「私もそこを通ってきました」と共感してくれる
-
新しいコンフォートゾーンのモデルになる
- その人と一緒にいるだけで「ああ、こういう生き方もあるんだ」と無意識に刷り込まれる
- その人の価値観、思考パターン、行動パターンが自然と移っていく
伴走者の選び方:
-
単なる「先生」ではなく、「伴走者」を選ぶ
- 定期的にあなたの状況を確認し、軌道修正してくれる人
- あなたが逃げそうになった時、引き戻してくれる人
-
すでに結果を出している人を選ぶ
- 理論だけでなく、実践して成果を出している人
- あなたが目指す状態をすでに実現している人
-
価値観が合う人を選ぶ
- 信頼できる、尊敬できる人
- 一緒にいて心地よい人
投資としての伴走者
「コンサルやコーチングは高い」と思うかもしれません。しかし、これは最も利益率の高い投資です。
- 独学で3年かかることが、3ヶ月で実現できる
- 間違った方向に進んで時間とお金を無駄にすることを防げる
- 一人で悩む時間が、収入を生む時間に変わる
時間こそが、最も価値のある資源です。それを買うことができるのが、伴走者への投資なのです。
まとめ: 本当の自由を手に入れるために
結論:
-
あなたが望む自由を手に入れられないのは、無意識のコンフォートゾーンが「今の自分」を守ろうとしているから
-
コンフォートゾーンを抜け出そうとすると、「逃げたい」「他人のせいにしたい」という自己防衛機能が必ず働く。これは正常な反応。
-
抜け出すには、ちょっと難しいことを、ちょっとずつ、継続すること。一気に変えようとしない。
-
そして最も重要なのは、一人では無理。すでに成功している伴走者に導いてもらうこと。
真の変化は、思考パターン、自己イメージ、コンフォートゾーンそのものを書き換えることから始まります。
そして、それは正しい伴走者と共に歩むことで、初めて可能になるのです。
アスターアートのんちゃんのパソコン教室では月額6000円で月2回伴走型レッスンをしている理由はこういった
心理的要素があるからこそ個別指導で、相手の方の状態に合わせてレッスンして6年目です。
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