ふざけるな。1万枚なんか10日で配っちゃうよ。


久しぶりに生徒を指導しています。

今は受験生がいるため、明日から入試まで毎日朝6時から7時まで指導しています。

そこで気づいた話をします。

教育の本質は「気づかせる」こと

結構、先生の中には勉強のノウハウを教えるっていう先生もいます。

もちろん全然それは否定しません。

ただ、教育ということで考えるならば、いかに相手を気づかせるのかが大きなポイントになります。

というのは、毎日1時間指導するんですけど、残り24時間のうちの23時間は本人がしないといけないわけです。

睡眠時間を削ったとしても16時間。

その間も勉強しないと成績は上がりません。

いかにその時間に勉強させるのかがポイントです。

もちろん、本人がやる気があって自分からする子だったら問題ありません。

そうじゃない子は?

その他の時間を有効利用させるかがポイントなんです。

例えば、「このままでは受験がまずい」とか「こうやれば成績が上がる」とか。

いろんな気づき方があると思います。

その気づきを与えるのを1時間の中でやる。

そうすると、1時間しかしてないけれども、残りの23時間を有効利用して勉強するようになります。

成績が上がってくるわけです。

つまり、勉強するかしないかは、この1時間で本人に気づきを与えられるかが勝負になってきます。

実は大人も同じ

実はこれは大人も同じです。

これは私が自分自身でリアルの塾を閉鎖したから言える話があると思うんです。

最近、塾の先生から廃業とかの相談があります。

塾を売ってしまう話も多いです。

もちろん定年ということでやめてしまうのもあります。

ですが、中にはやむを得ず塾を手放してしまうっていうことがあるんです。

その前にただ1つだけ考えてほしい。

気づいて欲しいのは:

本当にそれをやりきってるのか

ということです。

ネットで検索していると「集客できない、集客できない」と言っています。

内容を聞いてみると、もちろんやり方とかはあります。

ですが、それ以前にそこまでやっていないってことなんです。

整体師の話

これ面白い話なんですけど。

ある整体師がこんなことを言ってました。

同業者の整体師から相談があったそうです。

「1万枚もチラシを配ってるのだけれども、どうやったらそんなに集客できるんですか?」

という相談でした。

本人はどう思ったのかというと。

「ふざけるな」

と。

「1万枚なんか自分では10日で配っちゃうよ」

要するに、その人は3倍のチラシを配っていたんですね。

これは以前も書いた内容なんですけれども。

結局、まずは絶対的な量っていうのが少ないんですよ。

本気でやりきっている?

実際に私は創業したとき、休みなく仕事をしていました。

例えば、5月の連休は当然、サイトを作ったり、メルマガをためて書いたり。

でも、廃業する先生たちは、他の人と同じように、出かけたり、飲みに行ったりしているのです。

もちろん、一生仕事をしろとは思いません。

ですが、危機的なときは、それこそ死ぬ気で働くのです。

順調にいっている人は働いています。

順調にいっていない人はゆっくりしているのです。

もちろん、人を雇うようになると、そうでもないかも知れません。

ですが、1人でやっているときは、まずは自分が動くしかないのです。

閉める前に考えてほしいこと

最近、閉めるっていう相談を受けることが多いんですけども。

やりきったっていうこと自体は非常に少ないことだと思います。

みんなそうなんですけど、やりきって、それでもダメだったというところまでやっていない人が多いと思うんです。

重要なポイントは。

新しいビジネスをやった時、そのビジネス自身がうまくいってるかどうか。

最高の状態でやりきらないと、それがいいか悪いかは判断できないんですよね。

前も書いたと思うんですけど。

このチラシがいいかどうかっていうのを例えば200枚配って反応出なかったから、そのチラシがダメか。

そんなこと分からないじゃないですか?

2000枚、3000枚配ってやっぱりダメだったって言うんだったら分かるんですけど。

やっぱりある程度の量は必要なんですよ。

だから大切なことは、それだけの量をこなしてやっているのかっていうことですよね。

そこが1つのポイントになるかと思います。

あなたへのメッセージ

辞めるにしろ続けるにしろ。

やりきったっていうところまでやってもらいたい

と思ってます。


私の気づき:

生徒指導から学んだこと

1時間の指導で残りの23時間をどう使わせるか。

気づきを与えることの重要性。

大人のビジネスも同じ

塾の廃業相談が多い。

「集客できない」と言っているが、やりきっていない。

整体師の例

「1万枚もチラシを配っているのに集客できない」という相談。

「ふざけるな。1万枚なんか10日で配っちゃうよ」

その人は3倍配っていた。


本当にそれをやりきってるのか?

200枚で判断するのではなく、2000枚、3000枚配ってから判断すべき。

辞めるにしろ続けるにしろ、やりきったっていうところまでやってから判断してください。

WEB集客研究会 堀

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