マクドナルドの「ポテトはいかがですか?」から学ぶこと


マーケティングの勉強というのは、集客の勉強というのは、何もどこかの勉強会に出ないと身につくものではありません。

勉強会に出なくてもすごく身につくことがあります。

それはどういう時か?

それは普段の生活の中にあるんです。

その話をちょっとしていきたいと思います。

20万円のセミナーで学んだのは内容ではなかった

例えば私は、確か20何万するセミナーに出たことがあります。

最終的にセミナーの目標はですね、自分とこのセミナーの20万円ほどの基礎講座を売るという風になったんですけども。

それで私がやったのはですね、2つありまして。

もちろん、その内容を勉強するっていうこともそうだったんですけども。

**もう1つあったのは、なぜこの人がこんな話し方の、この順番に話をするのですか?**っていう問題でした。

というのは、20万円ほどの講座を売るっていうのは1つの技術になりますよね。

だから、やはりその話し方にも順番があって、決まった話し方をしてると思ったんですよね。

講師に聞いてみた

だから、20万の講座を買って、結局その講座は買って非常に役に立ってるんですけど、講師の方にメールしたんです。

「あなたの今回話したプレゼンテーションはどういう順番でどういう構成で売ったのですか?それを教えてください」

という風に言ったわけですよ。

そうするとですね、講師の方はびっくりしてですね。

「残念ながらそれを教えることはできません。実は私もコンサルティングを受けてお金を払って習ったのです」

っていう風に書かれていました。

実はこれっていうのは世の中にもたくさんあるんです。

息子の予備校の説明会でも

例えば、息子が大学行く時に予備校に通ったことがあります。

その時の夏期講習の後のその予備校の説明会みたいなのがあったんですが、それもですね。

やはり、夏期講習を終わって後、その入試に向けての話の中に、やはり何か講座を売るのが目的なんですけれども。

じゃあこの河合塾というのはどの順番でどういう話をして売っているのかっていうのをメモ取りながらですね、参考にしていったんですよね。

そうすると考えるとですね、話を聞いてる全てが勉強になるわけですよ。

オンラインセミナーでも

例えば今ですね、オンラインで言ったら無料セミナーがあって、最終的には高額商品の販売、金額にもよりますけど、9万とか10万とか、あるいは100万とかってそういう講座を売るんですけれども。

ポイントになるのは、もちろんその講座の中身もそうなんだけど、実はその主催者がどのような流れで話を作ってどういう語り口でやってるのかって、そういうことが、実は自分自身のセミナーの役に立つわけですよね。

**「なるほど、こういう話をするの?こういう話し方をするのといいのか」**という風になるわけですよ。

そういう風に考えていくとですね、全てが勉強になるんですね。

食堂のメニューから分かること

例えば食堂に行った時に食堂のメニューを見るじゃないですか?

綺麗なカタログみたいな形で開いた時に、色々な秋のおすすめとか色々こうあるんじゃないですか。

その時になんで見開いた時にこの商品があるのか、この商品は何で後ろになるのかって考えていくとですね、そのお店の考え方が分かるんですよね。

店長のおすすめの秘密

例えば、昼の定食屋さんで行った時に、昼に「店長のおすすめ」って言って何々定食ってやってるっていうのは、実は店長のおすすめってやって1つの定食に絞るとですね。

お昼の忙しい時間だと同じ定食を作ると作るのが非常に効率的で、作る方は楽なんですね。

短い時間で商品を提供するわけですよ。

例えばお弁当作るんだけども、1個作るのも10個作るのも手間はそんなに10倍かかるわけじゃなくて、やっぱりまとめて作って、それを盛り付けるだけだから楽ですよね。

だから「店長のおすすめ」ってしてるとかですね、そういう風にやったりとか。

例えば、たくさんメニューのある時は自分が売りたい商品を「店長のおすすめ」として売るっていうやり方も考えられるわけですよ。

そうするとですね、生きてること自身がすごく勉強になるんですよね。

通販番組から学んだこと

これは以前に書いたブログにもありましたけど、私が勉強するために、通販番組を1日中見てたって話を書いたと思うんですけど。

そうすることによってね、ショッピングの方法を身につけることができる、知ることができるってのと同じで。

勉強はですね、本当に目の前に流れていることがあるんですね。

マクドナルドの「ポテトはいかがですか?」

分かりやすい例と、販売の手法にですね、クロスセルっていう方法があるんですね。

クロスセルっていうのは何かって言うと、契約決まった後にもう一度別の商品を勧めて客単価を上げる売り方なんですよね。

例えば分かりやすい例で言うと、これさりげなくしてるんですけども、例えばマクドナルドに行くと「ポテトはいかがですか?」っていう風に言われますよね。

注文した後にもう一声かけると、それだけで売上が、かなりの金額が売上上がるんですよ。

例えば40万の教材やったけど、契約する時に「ちょっとこれはどうですか?」ってそれを勧めるとですね、40万が60万になったりしたりするんですよね。

そういう風なことって、「ポテトはいかがですか?」っていう風なのを普段、いつでもマクドナルドで聞いてるけど、意識しないじゃないですか。

それをですね、自分のビジネスに使えると、本当に生きる限り全てのことが勉強になるんです。

あなたへのメッセージ

マーケティングの勉強は、何もどこかの勉強会に出ないと身につくものではありません。

普段の生活の中に全てがあるんです。

  • セミナーに出たら、内容だけでなく「どの順番でどういう構成で売っているのか」を見る
  • 食堂に行ったら、メニューの配置を見る
  • マクドナルドに行ったら、「ポテトはいかがですか?」を意識する

全てが勉強になるんですよね。

ぜひとも、普段の生活の中で、マーケティングを勉強してみてください。

WEB集客研究会 堀

すき焼き用って牛のどこの部位?実はそんな部位はない 一覧 集客で失敗する人がやっていない1つのこと