2025.10.26
「売上が上がらない」と悩む人がやるべきたった1つのこと
細分化して考えれば、行動が見える
「売上が上がらない」「売上が上がらない」って言っても、問題って解決しないじゃないですか。
結論から言います。
問題が起こった時は、全て細分化して考えることです。
細分化することで、具体的な行動が見えてきます。
もしかして、あなたもこんな悩みを抱えていませんか?
- 「売上が上がらない」と悩んでいる
- 「どうすれば売上が上がるのか分からない」と思っている
- 漠然と「もっと頑張らないと」と思っているが、何をすればいいか分からない
- 売上を上げるために、やみくもに動いている
- 具体的な行動が見えてこない
これが、売上が上がらない人の共通点です。
でも、安心してください。
細分化して考えれば、具体的な行動が見えてきます。
細分化すると自分が動ける形になる
なぜ細分化するのか?
理由は、細分化することによって、行動を変えることができるからです。
もっと言うと、自分が動ける形になってくるんです。
「売上が上がらない」という漠然とした悩みのままでは、何をすればいいか分かりません。
でも、売上をどういう構成になってるのか、っていうのを分析すると、売上の上げ方っていうのは見えてくるんです。
具体例1:売上 = 客単価 × 客数 × 購買頻度
具体的な例を1つあげます。
売上は、この公式で表せます:
売上 = 客単価 × 客数 × 購買頻度
この時に、売上を上げたいんだけど:
- 客単価をいくらにするのか?
- 客数はどれだけいくのか?
- 購買頻度はどれだけになるのか?
っていう風に細分化して考えていくんです。
手作りアクセサリーで月20万円の収入を得たい
例えば、手作りアクセサリーで月20万円の収入を得たいという相談がありました。
発想自身は全然いいんですけど、「いくら欲しいんですか?」って言うと、「収入が20万円欲しい」と。
原価が6割するとすると、売上げは最低50万上げないといけない。
客単価800円の場合
アクセサリーって月に何回買うのか?
まあ月1回あるかないかですよね。
客単価が800円で、月1回だとすると:
50万 ÷ 800円 = 625人
625人って集められないですよね?
客単価5000円のアクセサリー教室の場合
じゃあもうアクセサリーやめるのか?
いいえ、違います。
客単価5000円の月1回のアクセサリー教室だったらどうなのか?
5000円で、材料費別でアクセサリー教室をやると:
- 10人集まれば5万円
- 20人集まれば10万円
- 40人集まれば20万円
40人なら、625人よりも現実的ですよね?
こうやって細分化して考えていくと、具体的に分かるわけです。
具体例2:売上 = アクセス数 × 成約率 × 客単価
インターネットビジネスの場合は、こんな公式もあります:
売上 = アクセス数 × 成約率 × 客単価
「売上上がってない」っていう相談があったとき、大体こうなります:
- アクセス数:1日100(月3000)
- 成約率:0.01%
- 客単価:5000円
これを計算すると:
3000 × 0.01% × 5000円 = 1500円
月1500円しか売上が上がらないんです。
じゃあどうするのか?
細分化して考えれば、具体的な行動が見えてきます:
アクセス数を増やす
- Facebookなどあちこちにリンクを貼る
- ブログ更新してアクセス集める
- SEOする
成約率を上げる
- ページの改善
- コピーライティングの改善
客単価を上げる
- 5000円じゃなくて1万円の商品にする
こうやって、具体的な行動になりますよね。
成功事例:既卒生に電話して購買頻度が上がった
私の実例をお話しします。
塾の相談で、「売上が上がらない」という悩みがありました。
そこで、売上の公式を使って考えました:
売上 = 客単価 × 客数 × 購買頻度
この中で、どれを上げられるのか?
- 客単価を上げるのは難しい
- 客数を増やすのも、すぐには難しい
- だったら、購買頻度を上げよう
そこで、塾生に電話したり、既卒生(高校受験で塾を辞めた子)に電話したりしました。
すると、既卒生が再度塾に通うようになったんです。
結果:購買頻度が上がった
もし細分化していなかったら?
もし、「売上が上がらない、売上が上がらない」と言っているだけだったら、どうなっていたでしょうか?
- 何をすればいいか分からない
- やみくもに動く
- 結果が出ない
購買頻度を上げるという具体的な行動が見えなかったと思います。
細分化すれば、具体的な動きができる
改めて、結論です。
「売上が上がらない」と悩んでいるなら、細分化して考えてください。
細分化することで、具体的な行動が見えてきます。
基本的には、細かく細かく細分化すると、具体的な動きができます。
今日からできる3つのこと
1. 売上を公式に分解する
売上 = 客単価 × 客数 × 購買頻度 または 売上 = アクセス数 × 成約率 × 客単価
どちらかの公式に当てはめて考えてください。
2. どれを上げられるのか考える
客単価、客数、購買頻度の中で、どれを上げられるのか考えてください。
3. 具体的な行動に落とし込む
「購買頻度を上げる」→「既卒生に電話する」のように、具体的な行動に落とし込んでください。
FAQ:よくある質問
Q1. 売上を上げるために、どの公式を使えばいいですか?
A. あなたのビジネスによって違います。リアル店舗なら「売上 = 客単価 × 客数 × 購買頻度」、インターネットビジネスなら「売上 = アクセス数 × 成約率 × 客単価」を使ってください。
Q2. 客単価、客数、購買頻度のどれを上げればいいですか?
A. すべて上げられればいいですが、まずは一番上げやすいものから始めてください。私の場合は、購買頻度が一番上げやすかったので、既卒生に電話しました。
Q3. 細分化しても、結果が出ないのですが?
A. 細分化したら、具体的な行動に落とし込んでください。「購買頻度を上げる」だけでは行動になりません。「既卒生に電話する」という具体的な行動にしてください。
Q4. アクセス数が少ないのですが、どうすればいいですか?
A. Facebookにリンクを貼る、ブログ更新してアクセス集める、SEOするなど、アクセス数を増やす努力をしてください。
Q5. 成約率が低いのですが、どうすればいいですか?
A. ページの改善をしてください。成約率を上げるためには、ランディングページの改善やコピーライティングの改善が必要です。
Q6. 客単価を上げたいのですが、どうすればいいですか?
A. 例えば、アクセサリー800円ではなく、アクセサリー教室5000円のように、商品やサービスを変えることで客単価を上げることができます。
あなたへのメッセージ
「売上が上がらない」と言っても、問題は解決しません。
でも、細分化して考えることで、具体的な行動が見えてきます。
私も、塾の相談で「売上が上がらない」という悩みがありました。
でも、売上 = 客単価 × 客数 × 購買頻度という公式に分解して考えたことで、購買頻度を上げるという具体的な行動が見えました。
そして、既卒生に電話するという行動に落とし込んで、結果を出すことができました。
今日から、たった1つでいいので、実践してください。売上を公式に分解して、どれを上げられるのか考えてください。
それだけで、あなたのビジネスが変わり始めます。
細分化すれば、具体的な動きができます。
ぜひとも、細分化して考えてくださいね。
WEB集客研究会 堀
