2025.10.17
起業家がAIを使ってはいけない理由 - 個性を消すな
最近では「AI、AI」と、色々AIで簡単にできる話をしてきますよね。
ですが、AIと付き合ってはいけないのです。
というより、使い方を間違ってはいけないという話をちょっとしていきたいと思います。
私が大失敗した理由:みんなと同じにした
私が最初、1998年にリアルで学習塾をやって大失敗したというのは、それは何かって言うと、みんなと同じようにするということでした。
例えば、大手が動画をスタートしたら私も動画をする。
チラシも大手がやってるようなチラシにする。
とにかく他の塾と同じようにするっていうのを意識してやってました。
実はこれって最悪の戦略なんですよね。
というのは、他と一緒だったら、より大きなところ、より信頼できるところ、より宣伝したところに生徒は行くからなんですよ。
コンサルタントの間違った助言
私が当時、月5万円を払っていたコンサルタントの先生の指示がそうでした。
「大手がやってることをチラシにしてやると素晴らしい。これはいいですね」って言われたのですが、今から考えるとそれは全く逆の話です。
みんなと一緒になったら、私のような小さい塾は潰れてしまうわけです。
起業家の原則:みんなと同じ = ないのと同じ
起業家でもそうですよね。
とにかく、みんなと同じはないのと同じなのです。
AIの問題点:他と一緒になってしまう
で、そこでAIの話なんですが、AIを使うなというよりも、AIを使ってAIで文章を書くと、ある程度の文章は書けるのを知っていますし、私も使うことがあります。
当然、今の時期、AIをちゃんと使いこなせば、ほぼ70%ぐらいの力で記事が書けたり、動画ができたりするのは十分に分かっています。
ですが、何が問題かと言うと、他と一緒になってしまうわけです。
白丸の中に白丸を描くようなもの
事業をしていて「他と一緒」というと、イメージでいうと、白丸のところにより白丸の丸を書くようなものなんですね。
そうすると、確かに綺麗な丸なんですが、相手に印象が残らないんですよ。
逆に、下手くそであっても個性的なもの、ぐちゃぐちゃの赤色の形をした四角であったりとか、不揃いな四角であると、他から見て目立つわけですよ。
そうやって、他とは違うことをしないといけないんですよね。

AIを使ってもいいが、個性を消すな
だから、「AIを使うな」というと誤解を招きます。
AIを使ってもいいんですが、私がいつもAIに条件をつけてるのは、**「私の個性を消さないで、それで文章を作ってくれ」**とか「文を書いてくれ」って言うんですよね。
というのが、他の人が真似できないのは、私の考えや私の雰囲気だからなんですよ。
起業する時に絶対大事なこと
起業する時っていうのは、絶対大事なのは、自分自身の個性を生かすこと。
他と違う何かを際立たせない限り、うまくいかないので、AIを使う時にはそれを十分に注意しながらやるってことですね。
私専用の重要なプロンプト
で、私の中にはですね、私専用の絶対重要なプロンプトっていうのを作っています。
それは何かと言うと、その中で大事なプロンプトは何かって言うと、**「コンテンツ制作のガイドライン」という最重要のが、「私のテイスト・雰囲気を残す」**っていうことですね。
で、AIで書くとですね、確かにね、多分この私の文章読んでる人は「もっと綺麗に整えるとか、こうやったらいい」ってあると思うんですよ。
でも、これ無個性な文章になってしまうんですね。
で、私の個性こそが、言い回しこそが価値なんで、それは残しています。
AIにやってもらうこと、やらせないこと
で、また、文法的な間違いとか、文脈的な矛盾とか、あとはスマホで読みやすいとか、SEOのキーワードを追加とかはしてるんですけど、個性を消さないようにっていうのは言ってます。
で、今やってるのはですね、実は音声で適当に喋った内容を、今はAIのClaude(クロード)で修正して、こういう風な文章を作って、時間の効率化をやってます。
まとめ:AIの正しい使い方
だから、AIも使い方1つで変わります。
自分のいいところを消すようなAIの使い方は絶対にしないでください。
起業家がAIを使う時の原則:
やってはいけないこと:
- みんなと同じにする
- 大手の真似をする
- AIに完全に任せる
- 個性を消してしまう
- 綺麗にしすぎる
やるべきこと:
- 自分の個性を生かす
- 他と違う何かを際立たせる
- AIに「個性を消さないで」という条件をつける
- 文法や文脈の修正だけAIに任せる
- 自分の考えや雰囲気を残す
私の実例:
- 音声で適当に喋る
- Claudeで修正(個性を残す条件付き)
- 文法、文脈、スマホ最適化、SEOはAIに任せる
- でも、個性は絶対に消さない
結論:
- みんなと同じ = ないのと同じ
- 白丸の中に白丸を描いても印象に残らない
- 下手でも個性的な方が目立つ
- 他の人が真似できないのは、あなたの個性
あなたは今、AIを使っていますか?
そして、AIに個性を消されていませんか?
「綺麗な文章」「完璧な文章」を目指すと、無個性になります。
あなたの個性、あなたの言い回し、あなたの考え方こそが、他の起業家が真似できない最大の武器です。
AIを使うのは構いません。
でも、必ず「私の個性を消さないで」という条件をつけてください。
今日から、AIに任せるものと、絶対に譲らないもの(個性)を明確に分けてください。
それが、起業家として生き残る道です。
よくある質問
Q. でも、文章が下手だと読まれないのでは? A. 文法的な間違いや読みにくさはAIに修正させればいいんです。でも、あなたの語り口、言い回し、考え方は残してください。それが個性です。
Q. 他の起業家もAIを使っているのに、どう差別化すればいいですか? A. まさにそこです。他の人がAIに完全に任せて無個性になっているからこそ、あなたが個性を残せば目立つんです。
Q. 具体的に、どんな条件をAIにつければいいですか? A. 「私の語り口を残してください」「話し言葉の雰囲気を消さないでください」「私特有の表現は残してください」など、個性を守る指示を明確に出すことです。
