2025.10.16
起業でブレイクスルーする方法 - 異業種の成功事例に学ぶ
自分自身の仕事でブレイクスルーしようと思ったら、成功事例に学ぶことです。
ただし、成功事例と言っても、同業者ではないです。
私が大手の真似をして大失敗した話
私がリアルで塾をやって失敗したというのは、大手のことをそのまま真似したということです。
大手のやり方を真似してやったことによって失敗しています。
それはどういうことかって言うと:
大手が動画を入れたら、自分も動画を入れる。
大手がメニューを増やしたら、自分も同じようにメニューを増やす。
という風にやったことですね。
そうすることによってうまくいくと思っていたんです。
実はそれは逆の方法で、それをやってしてはいけない。最悪の方法だったんですね。
では、どういう方法がいいのか
実はリアルの塾で失敗した私は、オンラインで始めた時はその真逆の方法を取ったんですね。
大手の真似をしない。
では、大手の反対をしたらいいのか。
というよりも、何がいいかどうか分からないので、私がやったのは、実は異業種から学ぶということだったんです。
異業種で成功した方法を、自分の業界に取り入れるということをやりました。
私が参考にしたのは化粧品業界
具体的な例で言いましょう。
例えば、私がオンラインで塾をスタートして真似したのは、通販とか塾とか家庭教師とか予備校とか、そういったものではなく、全く違う業界でした。
しかもお母さんという女性向けの業界です。
塾は元々お母さん向けだったので、それに合わせて、お母さんで自分のところよりも競争の激しい業界を参考にすることにしました。
それは何かと言うと、化粧品業界です。
「え、化粧品業界?」と思ったかもしれません。
ですが、化粧品業界は大手の資生堂でもシェア13%という競争の激しい業界で、かつ保護者と同じ年齢の人にも商品を売っているのに、非常に我々塾の業界よりも進んでいたわけです。
化粧品業界から学んだ2つの方法
で、実際にそういう化粧品業界で、中小企業の化粧品会社がどう入っていくのかを参考にさせてもらいました。
月1000万以上売っているところを見てみると、やっている方法は大きく分けて2つありました。
それをそのまま真似していったわけですよね。
方法1:大手を叩く(結果:失敗)
具体的に私がその戦略を真似した方法。
1つは大手を叩くこと。
化粧品会社では成分に対して色々被害が出ていることがありました。
例えば、石油成分を使っているのに肌が荒れるとか、化粧をしているのに肌が荒れるというような問題があって、それを激しく叩くというやり方です。
大手を叩いて、自分とこの正当性を高めるという方法ですね。
要するに、自分自身が消費者の味方になったような戦い方です。
実際、それをやってみました。
大手の有名な「何々式」というところを実際に叩いてやってみましたが、反応があまり良くはありませんでした。
方法2:ユーザーの悩みを解決する(結果:成功)
2つ目は何かと言うと、ユーザーの悩み事のホームページを作って、それを解決するのがこの化粧品だというようなニュアンスでホームページが作られていました。
例えば、女性だったら、シミ、シワ、くすみ、乾燥とそういった悩みがあるのを抽出して、それに対して作っていったわけです。
では、私が保護者の悩みで何があったのか。
子どものやる気や勉強方法、国語の勉強、親の接し方のようなページを作って、ホームページを作っていたのです。
では、どうなったのか?
そうするとですね、今まで全く反応がなかったのが、そこからようやく生徒が1人入ってくるようになったんです。
あとはそれを改善して繰り返していくことによって、生徒を毎月安定して集められるようになって、年間36名以上集められるようになったのです。
ブレイクスルーの秘訣
大切なことは、自分よりも激しい異業種の業界をパクる。
言葉は「パクる」ですが、学んで自分とこに活用するということです。
それが大きなことです。
ブレイクスルーしてるところは、ほとんどそれをやってますので、参考にしてください。
他の成功例:自動車業界
で、実際に例えばの例で言うと、自動車のオートメーションっていうのは、あれは精肉工場で肉を吊るして、ベルトコンベアのようにやってるのを真似しているのが、自動車工場で流行ったのです。
まとめ:異業種から学ぶ3つのステップ
起業でブレイクスルーするための方法:
やってはいけないこと:
- 同業者の真似をする
- 特に大手の真似をする
- 業界の常識に従う
やるべきこと:
- 異業種の成功事例を研究する
- 自分よりも競争が激しい業界を選ぶ
- ターゲット顧客が同じ業界を選ぶ
具体的なステップ:
-
自分のターゲット顧客を明確にする
- 私の場合:お母さん(女性、30-40代)
-
同じターゲットで競争が激しい業界を見つける
- 私の場合:化粧品業界
-
その業界の成功パターンを自分の業界に応用する
- 私の場合:「悩み解決型のホームページ」を塾に応用
私の実績:
- ビフォー:全く反応なし
- アフター:年間36名以上の生徒を安定して集客
あなたは今、業界の常識に従っていませんか?
同業者の真似をしていませんか?
もしブレイクスルーしたいなら、異業種に目を向けてください。
あなたのターゲット顧客と同じ顧客を持つ、もっと競争が激しい業界を研究してください。
そこに、あなたのビジネスを成長させるヒントがあります。
今日から、異業種の成功事例を1つ研究してみてください。
それがあなたのブレイクスルーの第一歩になります。
