2025.10.08
「あなたはいない」:記憶に残らなければ存在しないのと同じ

交流会に参加したり、 マルシェに参加したり、 あるいは塾であれば 展示ブースに参加する時に 気づくことがあります。
これは自分が出店している側だと 分からないのですが、 1人のユーザーであったり、 1人のお客さんという立場になると 気づくことがあります。
それは**「その人はいない」** ということです。
みんな同じに見えて記憶に残らない
どういうことかというと、 たくさん出展しているのですが、 みんな同じように見えて、 記憶に残らないということなのです。
学校説明会での体験
これは学校説明会に行った時がそうでした。
塾の関係で私立中学の 中高一貫校の見学会に行きました。
そうすると、 ICTや大学との連携、 あるいは英語教育や社会人体験など、 言っていることが全て同じなのです。
その結果、 頭の中に全く残りません。
エキスポでの体験
これは、エキスポで 実際に大阪などで開催される ICTエキスポというイベントに行って たくさんのブースを見ていると、 結局「何だっけ?」という形で 頭の中に残らないのです。
たくさんあってたくさん見たけれども、 その会社の名前が見た割には 頭に残らない。
つまり、ないのと同じなのです。
インパクトがあるかどうか
振り返ってみると、 自分自身が仕事をする時、 「あ、この人は少し違う」という インパクトがあるかどうか ということが重要です。
私の場合の差別化
例えば私の場合は コンサルティングについて、 一言で言うと何と言うかというと、
「インターネットビジネスを25年やっています」
と、まず他の人とは違うことを 伝えるのです。
そうすると大抵 「25年もやっているのですか!?」 という反応をいただけます。
これは意識して作っています。
塾での差別化の例
例えば塾で言うならば、 「中学受験国語」で 「偏差値38から47のための国語の塾」 というふうに定義しています。
このように物事を定義する時は、 相手の記憶に残るようなものを 作っていかないと、 実際は存在しないのと同じなのです。
交流会での現実
先日も交流会に 多くの人が参加していて、 ZOOMのブレイクアウトルームで 次々と面談相手が変わるのですが、 正直に言うと 頭に全く残っていないのです。
そういうことが続きます。
そこが実は集客において 最も困るポイントなのです。
マルシェや祭りでも同じ
実際に最近では、 何々マルシェや何々祭りなどで、 たくさんの出展者が集まります。
たくさん出展すればするほど、 全くその人のことが記憶に残りません。
そうした時に、 自分自身の会社名や商品が どうすれば記憶に残るのかを 考えて実践してみると、 良い結果が得られると思います。
コンパで例えると
例えるなら、 コンパに参加した時に 「あの人ってどんな人?」と聞かれた時に、 「こんな人」と説明できるような 特徴があればよいということです。
面白い人であれば覚えてもらえます。
イケメンであれば覚えてもらえます。
美人であれば覚えてもらえます。
しかし、それ以外の人は 記憶に残りにくいのです。
だから、それに代わる特徴を 見つける必要があります。
特徴は作っていくもの
この時、 「そんな経験はない」と 言われるかもしれませんが、 実はそういう目立てる特徴というのは 意識的に作っていくものなのです。
自分のキャリアの中から見つけて 探していくものなのです。
まとめ
記憶に残らなければ、 存在しないのと同じです。
- みんなと同じでは記憶に残らない
- 「少し違う」というインパクトが必要
- 自分の特徴は意識的に作っていく
- 一言で説明できる差別化ポイントを持つ
ぜひ、あなただけの 「記憶に残る一言」を見つけてください。