2025.10.04
ビジネスで成功しない人の共通点:圧倒的に「量」が足りない

今回は、オンラインビジネスや ビジネス全般でうまくいっていない人の パターンとして、「やる量」について お話ししたいと思います。
これは塾の経験でも同じですが、 オンラインビジネスでは特に顕著です。
経験者から見ると 「この人はうまくいくのに」と思える人が、 途中でやめてしまうケースが 非常に多いのです。
自分が思っている以上にやる必要がある
実は、「やる量」というのは、 自分が思っている以上に必要なものです。
私の体験:最初の1件まで半年
私がアメブロから初めてのお客さんを 集客した時の話をします。
- 毎日ブログを更新
- 読者登録(相互紹介)を1,000件実施
- それを続けて半年で、ようやく1件の集客に成功
「やっと来た!」という感じでした。
しかし、1件来れば 「続ければ絶対に来る」という 確信が持てます。
その後は、アメブロだけで 毎月1人くらいのペースで 集客できるようになりました (もちろん、他の媒体からも集客がありました)。
他の成功事例
私が教えた勉強会の塾の先生の例も 紹介しましょう。
事例1:1日3回更新で3ヶ月後に成果
その先生は1日に3回ブログを更新していました。
そして3ヶ月で新規のオンライン集客に 成功したのです。
さらに、私が参加したセミナーで 出会った他の塾の先生方からも、 驚くべき話を聞きました。
事例2:1日6回更新
ある県の塾の先生に 「1年目はどれくらい更新していましたか?」 と聞いたところ、 ブログを1日に6回更新していたそうです。
「6回!?」と驚きましたが、 それが現実でした。
事例3:1日7〜8回更新
同じセミナーで別の先生は 「僕は7回から8回やってました。 1日ですね、1年目は」と言われました。
やはり、成功している人は それだけの量を更新しているのです。
「やっている」と「やっている量」は違う
ここで何が言いたいかというと、 うまくいかない人のほとんどは 「やっている」と言うのですが、 実際にはやっている量が少ないのです。
やっていること自体を 否定するわけではありません。
しかし、結果を出すには 圧倒的に量が足りていないのです。
勉強量の例え:実際にあった話
これは塾の先生やお父さん・お母さんなら 分かると思いますが、 子どもが「僕、勉強してるよ」と言う。
親が「あなた、やってないでしょ」と言うと、 「やってる、やってる!」と喧嘩になりますよね。
「じゃあ、どれだけやってるの?」と聞くと 「1日15分」という答えが返ってくる。
これと同じです。
勉強量には一定の基準があります。
やはりある程度の量をこなさないと、 結果は出ないのです。
実際にこんなことがありました。
ある中学生の話です。
その生徒はクラブチームに所属していましたが、 「勉強を頑張って学年1番を取る」と宣言し、 クラブチームを辞めて勉強に専念することに しました。
ところが、勉強を始めても なかなか成績が伸びてきません。
本人に確認すると 「1番を取るために1日2時間も勉強している」 と言うのです。
結局、途中から成績が上がらないことに 不満を感じ、 クラブチームを辞めたにもかかわらず、 同じような部活に入ってしまいました。
一方、実は私は学年1番の生徒も 指導していました。
その子は当時、どれぐらい勉強していたと 思いますか?
1日6時間は勉強していたのです。
実際に1番を取るというのは、 それぐらいやらないといけないのに、 本人は全く気づいていなかったのです。
オンラインビジネスは極端な世界
その極端な例が、オンラインビジネスです。
オンラインビジネスで本当に稼げる人は、 実はごく一部です。
しかし稼いでいる人は、 本当にすごく稼いでいます。
これは事実です。
私自身も20年近く、 月商100万円(7桁)を超えるのが 当たり前という状態を続けてきました。
学年1番を目指す気持ちで
私がオンラインビジネスを始める人に いつも言うのは、 「学年で1番を取るつもりで オンラインビジネスをスタートしてください」 ということです。
分かりやすく言えば、 成功確率が5%しかないということは、 100人いた時に5%の人が オンラインで稼いでいるということです。
つまり、その5%の人がやっていることを やらないとダメなのです。
残りの95%の人がやっていることを やっても、意味がありません。
ここがすごく大事なポイントです。
もう一つの「量」:何度もアプローチする
今日のテーマには、 一般的な「やる量」だけでなく、 もう一つ重要な「量」があります。
それは何度もアプローチをかける ということです。
レター型チラシの実例
私たちが塾の先生に教えている方法で、 「レター型チラシ」というものがあります。
これは一般のビジネスでも使える手法です。
8ページから10ページある 詳細な案内資料を作成し、 問い合わせのあったお客さんに送ります。
結果はこうなります:
- 10件の問い合わせに対して、1通目を送ると1件が成約(成約率10%)
- 残り9件に対して、別バージョンのレター型チラシを送ると、さらに1件が成約
- 残り8件に対して、また別の内容で送ると、さらに成約
つまり、10件の問い合わせから、 最終的に3件の成約を 得ることができるのです。
通常、問い合わせから成約への転換率は 1割程度と言われています。
しかし、このように何度も アプローチをかけていけば、 3割の成約率を実現できるわけです。
1回ダメでも終わりではない
ここがポイントです。
1回ダメだったからといって 諦めてはいけません。
例えば、プレゼンをしたり、 セミナーに来てもらったりして 反応がなかったからといって、 そこで終わってしまうと うまくいかないのです。
実は、その後を追いかけることが 重要なのです。
7年後に入会する人もいる
私のオンラインの塾の例を挙げましょう。
今は引退を考えているので 頻度を落としていますが、 昔は毎日メールマガジンを書いていました。
すると、7年経ってから入会してくる人や、 5〜6年後に入会する人が 当たり前のように現れるのです。
3年経ってから「入ります」という人もいます。
これが積み重なっていくと、 毎月毎月入会者が来るという 仕組みができあがるのです。
2つの「量」を意識する
まとめると、 「やる量」には2つの側面があります。
- 最初に提供する量:圧倒的な発信量が必要
- 継続的なアプローチの量:見込み客に対して何度もアプローチする
セミナーに参加してもらって 終わっている人は、 その後必ず追いかけて、 何度も何度もアプローチするということを 考えてください。
恋愛と同じ
これは恋愛と同じです。
例えば、気になる女性に告白して 「ごめんなさい、今彼氏がいるの」と 断られたとします。
当然ですよね、彼氏がいるのですから。
でも、その子を見守っていると、 いずれ彼氏と別れるかもしれません。
別れた時に「どうしたの?」 「いや、別れたの」 「そうなんだ。まあ、相談ぐらい乗るよ」 という形で相談に乗れば、 友達にはなれます。
話を聞いていく中で、 また改めてアプローチすれば、 今度は彼氏がいないわけですから、 「とりあえず付き合ってみようかな」という スタートになるかもしれません。
そういうアプローチが必要なのです。
これを1人1人に手動でするのか、 システムで自動化するのかは別として、 こういった継続的な接触が 重要なのです。
まとめ
ビジネスで成功するには、 2つの「量」が必要です。
- 最初に提供する圧倒的な量(発信量、行動量)
- 1回接触したお客さんに何度もアプローチする継続的な量
多くの人は、この両方が 圧倒的に足りていません。
成功している5%の人たちが やっている量を、 あなたもやる覚悟はありますか?