2025.07.30
夏のギックリ腰の大敵は!
みなさんこんにちは!
今年も梅雨を飛び越していきなりの猛暑が続いております。
私もせっかくの休日は外出したいのですが、天気予報を見る度に足が重くなっております。
ですが!この夏を楽しむ為に着々と準備をしていこうと思います。
今回はこれからの夏へ役に立つ症例があったので共有していこうと思います。
当院では、最近ギックリ腰でご来院される患者さんが増えており、その中で共通する事がありました。
それは腰痛の主訴でいらしているのですが、原因を追及していきますと、共通して「お腹のハリ感」が存在し、お腹を圧迫しますと
強い痛みを伴っていました。
話を掘り下げて聞いてみると、「暑くなってから冷たい物を口にすることが多くなった」と仰っていました。
それによってお腹が緊張してしまっているのが痛み出した原因と仮説を立て、
腰だけではなくお腹の施術も進めていくと劇的に改善されました。
暑い時には冷たい飲み物やアイスなど食べて涼みたくなるものです。
しかし
暑い時に食べる冷たい物がギックリ腰の原因となっている事があるのです!
今日はその原因とセルフケアの仕方について話していこうかと思います。
大事な事は、深部体温を冷やさず、夏こそ温めてあげること!
冷えた物を摂り続けると内臓が冷え深部の血流が悪くなるため腰とお腹の筋肉が緊張しやすくなります。
すると、筋肉の緊張が強いため身体の連動性がうまく行われずギックリ腰を起こしやすくしているのです。
「じゃあ冷たい物はとったらダメってこと?」
そうではありません。冷たい物を取り続けるのではなく、温かい飲み物も一緒に取るようにしてあげて下さい。
人の身体は、外部環境に適応する調整能力(自律神経による)を持っており、内臓が冷え過ぎると機能が低下しうまく調整が効かなくなってしまいます。
そのため、温かい飲み物で冷え過ぎないようにしてあげれば良いのです。
結果、外部への調節が上手く行われるため自然と涼しく感じてきます!
以上の事を患者さんへのセルフケアとして勧めた結果、後日、施術後よりさらに痛みの改善が診られました。
今回は夏の腰痛にフォーカスし、深部体温を下げすぎないお話になりました。
深部体温とは細かくお話しすると難しい物で、上げすぎても熱中症などの危険性が出てきます。
水分補給はすごく大事なことなので、温かい物も摂ることを意識して腰痛の予防をしていきましょう!
今後熱中症についても書こうかと思いますので、ぜひ覗いてみて下さいね。