シャネルのNo.5は「ごぼう」の香り?

クリスマスも終わって、お正月の用意。

おせち料理の用意に様々な食材を揃えると思いますが、気になる食材ってありますか?

私は「ごぼう」

鶏肉で巻いて八幡巻きにしたり、きんぴらごぼうを作ったり。


子供の頃お正月には細いきんぴらごぼうを大量に作るのがなぜか実家のしきたりだったので、そのお手伝いをずっと担当していたこともあり、おせちの用意といえば、ごぼうの香りを思い出してしまいます。


あなたはごぼうの香りはお好きですか?
炊き込みご飯に入れるとたまらない良い香り。と感じる方も、ちょっと泥臭くって苦手。という方もいるかもしれません。

私達の周りには、様々な香りが複雑に絡み合って存在しています。
単品だと苦手だと思う香りも、いくつかの香りをブレンドすることで良い香りと感じることもあるのです。

数年前に参加した香りのイベントで、「ごぼう」の香りの芳香蒸留水(香り成分のみ含んだ水)を中心に、様々な芳香蒸留水を使って、「シャネルNo.5」の香りを再現したシェフがいて、びっくりしたことがあります。

香りを試すと、ごぼうの土の香りは他の香りと絡み合い、全体が優雅な香りにまとまっていました。

これは、ごぼうの香りが、香水の土台と言われる「ベースノート」の役割を果たしたのだと推測します。
本物のシャネルNo.5には、ごぼうの香りは入ってないと思われますので・・。


アロマセラピーの世界では、ごぼうに似た香りで、「ベチバー」という植物の香りがあります。
ベチバーも根っこから香りをとるので、2つは似ているのかもしれません。

ベチバーも香りの土台を作る、ベースノート。
そして、大地に根を張るところから、グラウンディング〜地に足つける香り、と言われています。
心が浮き足立ってしまう時に、どっしりと構えなさい。自分は自分で良いのだよ。というメッセージを私達に伝えてくれる香りなのです。

暮らしの中の香り「ごぼう」
精油などアロマで使う香り「ベチバー」

ザワザワしたり、フワフワしたり・・心が揺らいだ時に、この大地に根ざした2つの香りをどちらか試してみてください。
きっと自分自身を取り戻せることと思います。


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