解剖生理の講義で感動したことありますか?

HAJapan代表の成瀬麻記子です。

週末のHAJapan2期生は朝から「中間テスト」→「解剖生理の講義」でした。

連日の試験勉強に疲れているにも関わらず生徒さんは真剣に講義を受けていました。

解剖生理の講義は久(ひさ)先生に毎回担当いただいています。

現役医師でありながら、ホメオパスでもある先生の講義は
毎回難しいテーマでも私たちホメオパスに必要な
現代医学としての知識を紐解いていってくれます。

今回は「内分泌」でした。

私も復習のために毎回生徒さんと一緒に講義を聴講しています。

自律神経系と内分泌系による反応の違いや、
フィードバックシステム、下垂体前葉と後葉の発生学的な違い、
などの詳しい説明の中で先生は時々ハッとするようなことを言われます。

今回の先生の「名言」の一部をシェアします。

【ストレスに対する反応】

『ストレスに対して最初に反応するのは自律神経系、
 そして少し遅れて副腎を中心としたホルモン系が反応してきます。』
『自律神経系で動くのは電子、素粒子などで、
 ホルモン系で動くのはアドレナリンやノルアドレナリンなどの化学物質ですね。』
『これはホメオパシーの考え方にも通じるところがあって、
 人間の体で最初に動くのは「繊細なもの」すなわち「心」のようなもので、
 そのあとに「粗大なもの」すなわち「体」が反応していくというのを表しているようにも見えます。』

【良いストレスと悪いストレス】

『「ストレス」とはカナダの生理学者ハンス・セリエが最初に提唱した言葉です。』
『良いストレスは有益ストレス(eustress)と言われ、
 悪いストレスは有害ストレス(distress)と言われます。』
『ストレスは生物が内的・外的な環境や状況の影響に適応していく過程そのものです。』
『ストレスをなくすことはできません、それは生きていくうえでなくてはならないものです。』
『なので、人はストレスをうけることで経験を積み重ねていくものなので、
 本当はストレスにいいも悪いもないのではないでしょうか?』

***

この講義を受けていた生徒さん、
まさに先ほどまでテストという大きなストレスをかかえ、それから解放された直後でした。

そして、そのストレスは将来立派なホメオパスになるための
大切な経験になっていくのは間違いないですよね!

久先生の穏やかなストレスフリーな(笑)
癒しボイス(イケボ!)を聞きながら一人静かに感動していました。


ホメオパシーアカデミージャパン
(HAJapan/エイチエージャパン)
HAJapan代表  成瀬麻記子
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