ピンの性能を求めて 〜オービトロン〜


オービトロン マイクロリアクター モノブロックシステムの開発にあたり、マイクロリアクターM2.0の開発初期の調合の再確認をした。このものブロックシステムはあるアイデアから生まれてきた仕組みと構造なのですが、初めて試作したときにその性能の高さに驚いたものです。それからいくつもの試作を繰り返して製品になったのですが、いつも求めるのはピンの性能。このピンの性能から商品化に向けてコストや調達の難易度を見ながら使用する素材を選択していきます。

ピンを創り上げてから製品化に落とし込んでいく。当然、コストでまったく合わない素材も製法もあります。しかし下から積み上げていくよりも製品化の時間は短縮でき、動作原理もわかりやすい。そしていつでも性能向上のブラックボックスの鍵を使うことができます。私達の製品開発の取組はいつもそうです。まず最初にピンの性能を創り上げる、そしてそこから製品化に向けて落とし込んでいく。


昨日、解析プログラムに化学式と必要mol数を入れ、計算を始めました。早朝に結果が出ていましたので、今週早々に試作品製造に取りかかります。

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