2024.09.27
人の喜びを祝うことは徳積み 「随喜功徳」
日本にはいろんな前祝いの行事があります。
その一つがお花見です。
桜の花を見ながら、秋の豊作を祝う春の与祝が「花見」
秋の与祝と言えば、新嘗祭(にいなめさい)。
今では勤労感謝の日です。
みんなで集まってお祝いをする。
先日東京で一年のお祝いをする行事に参加して帰ってきて、
長崎で高島亮さんのお話会に参加してはじめて知った言葉が
「随喜功徳」ずいきくどく。
「「随喜」とは「心の底から喜ぶ」「心の底からうれしいと思う」こと。
「随喜功徳」とは、「人が喜んでいるときに同じ気持ちになって心の底から喜んであげること」が
「功徳」(徳を積むこと、徳積み)になる、というものです。」
—『この世の悩みがゼロになる (だいわ文庫)』小林正観著
「誰かの喜びを一緒に喜べたら、ものすごい「徳」がたまるのです。
お釈迦様はそのことを「随喜功徳」と言ったそうです。一緒に喜ぶだけで、徳がたまるって、とってもお得です。」
—『実践!世界一ふざけた夢の叶え方』ひすいこたろう, 菅野一勢, 等著
自分が他人のお祝いを祝えば、それは徳を積むことになる。
そんな〜簡単だし、いつもやっていることだよね〜〜〜〜!!!
???
と思ってしまいそうですが、
小林正観さんの本では
人間だもの「嫉妬してしまうのです」というお悩みの答えに対して、
「随喜功徳」の話をしているのです。
嫉妬の心 ←→ 随喜功徳
人の喜びごとを素直に喜べない時の心理について
小林正観さんはお釈迦様の言葉を使って説明しています。
「 たしかに、「嫉妬」や「妬み」の感情は、克服しにくいもののような気がします。
克服しにくいのは、「自分が弱い立場のときには出てきにくいものなのに、
自分が強い立場になると出てきやすいものだから」ではないでしょうか。
「強い立場」とは、「ある組織の中で上位にいる」とか、
自分のすることが「評価されたり」「賞賛されたり」「それなりの数字を達成した」などの場合です。
「物質社会での成功者」と言ってもよいでしょう。」
—『この世の悩みがゼロになる (だいわ文庫)』小林正観著
上昇志向で、努力、頑張りで競争して生きると
「嫉妬心」も芽生えやすいのかもしれません。
潜在意識は主語がわからないので、
自分のことでなく他人を祝えば、
それが自分も他人も祝っている喜びモードになるので、
積極的に自分を祝い、他人を祝い、
喜んで過ごすとずっとハッピーが続くので
ハッピーターンが起こるんですね!
自分の願いを叶えたい時も
他人の願いが叶った時を前祝い、与祝することで叶うというお話でした!
願望実現したい方も
おすすめの本2冊です。