新潟県越後魚沼観光ガイド/中島すい子公式サイト

【新潟県魚沼 西福寺開山堂】​​

西福寺開山堂の向拝
●西福寺開山堂の向拝

私の身長は156㎝。
比べてみてもそれ程大きな建物ではありませんが、奥行き深い3Dの立体感ある彫刻は見るだけで圧巻です。
軒先の中に入ると、そこはもう、雲蝶の彫り物で表現される物語の世界です。
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​●西福寺開山堂
三間四方の開山堂の中は一歩足を踏み入れた瞬間に、息が止まるほどの感動を受けます。
よくぞこれだけの物を今の世に残してくれたと、感謝せずにはいられません。
雲蝶の遊び心は廊下の床にも見ることができます。埋め木は雲蝶の得意とする遊び心。
ケヤキの木目を利用していろんな形の埋め木が施されています。

廊下を歩く時はゆっくり、じっくり見ながら歩いて下さい。
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​●書院障子

雲蝶は彫刻だけではありません。石も彫ります。コテ絵もやります。仏像も彫ります。更に、建具屋が舌を巻く程の仕事もこなします。
この書院障子も雲蝶の手仕事です。
でも、ただの書院障子ではないのです。

何がどう違うのか、実物を見て感動して下さい。
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●本堂廊下の埋め木

埋め木は今の大工さんも修理の為に行っていますが、雲蝶の場合は遊び心です。
本堂の長い廊下に施された埋め木は、傷んだ木目の節を取り除き、そこに自由に木の葉、小槌、矢羽根、アケビ、帆掛け船などの、埋め木をはめ込んでいます。
これは、壺の中に一輪の優しい菖蒲の花が入れられ、雲蝶の人となりが感じられます。
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●西福寺開山堂

​三間四方の開山堂の中は一歩足を踏み入れた瞬間に、息が止まるほどの感動を受けます。
よくぞこれだけの物を今の世に残してくれたと、感謝せずにはいられません。
雲蝶の遊び心は廊下の床にも見ることができます。埋め木は雲蝶の得意とする遊び心。
ケヤキの木目を利用していろんな形の埋め木が施されています。
廊下を歩く時はゆっくり、じっくり見ながら歩いて下さい。
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越後に作り置きさている作品はおよそ1千点。特に代表作とされるのが魚沼の西福寺開山堂で、これを観たいが為にマニアックな雲蝶ファンが魚沼目指してやって来ます。​​
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​そもそも石川曇蝶という彫り物師は、越後の人間ではありません。
​現代人でもありません。
​生きていれば彼は今、209歳になります。
​209年前東京は江戸、雑司ヶ谷にある鬼子母神のお堂の裏手辺りで生れています。
​縁があって越後に移り住みますが、40年という年月越後人として生き、70歳で人生の幕を下した人物です。
​今後この公式サイトにて石川曇蝶を発信し、これからの世の中、こうした腕を持つ彫り物師は二度と現れないと確信をしながら人物の紹介をしていきたいと思います。
​【画像:西福寺開山堂の向拝。カラス天狗が睨みを利かせ開山堂を守っているようなイメージで、全て雲蝶の手作業による木彫りです。】​​​

【秋山郷について】

●天池のブナ林
自然を残す秋山では、人と違った写真を撮ろうと思えばどこでもできます。
自分のイメージにあったスポットをいくらでも探す事ができるんです。
秋の燃えるような紅葉の素晴らしさは、秋山郷ならではの絶景ですが、お薦めは秋だけでは
ありません。
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●スノーシュー

​スノーシューを履いて雪の上をどこまでも歩き、キツネやタヌキが残す足跡で
動物たちが井戸端会議をしている様子が想像できるんです。
こんな可愛いタヌキやカモシカにも出会えますよ。秋山郷の大自然は生き物たちの宝庫です。
●柱状節理

​布の反物を上から晒したようなところから布岩と呼ばれる柱状節理です。
80万年ほど前に鳥甲山が噴火をした時に流れ出た溶岩が創り上げた自然の造形で、ロッククライミングの聖地です。
1枚の柱の幅は150㎝もあり、冬の間雪崩や土砂崩れで柱が欠けてガラガラと轟音とともに落ちてきます。その石を積み上げて棚田を作り、食べたかった憧れの白いコメを栽培するようになりました。
掘れば掘るほど石ころだらけのこの秋山で、念願のコメが収穫されるようになり、訪ねてくれる観光客にも美味しいコメを食べていただきたいです。
●クマの敷物

​こうしたクマの敷物を持つ家が今は何軒あるでしょうか。
昔は狩猟が盛んで、クマを主に捕る猟師が生業にしていた職業です。
クマの敷物のある家はかなりの資産家、というように言われていて、クマがいかに高い値段で取引されていたかが分かります。
現在は猟師が鉄砲を持って山に入れる期間が決まっていて、1シーズンに捕る頭数も決められているため、この仕事を生業にするには生活が成り立たなくなり、殆どは副業にしているといいます。
●クマの胆嚢

​クマの胆嚢を乾燥させたもので、特に胆汁を絞らずそのまま乾燥させたものが高値の生薬として取引されます。
漢方薬には欠かせない原料となる物で、納得がいく万能薬です。
クマの解体前にこの胆嚢を取り出し、乾燥させてから猟師で均等に分配します。
その為に秤とこの板が必要なんです。均等になるように板に挟んで平らにします。
それから秤にかけて、1グラムの違いもないように均一に分けるんです。
集落の中で人の見ている前で解体します。マタギのおきてです。
それだけ熊捕りは意味があったんですが、現在ではクマの肉もジビエ料理として出回るだけになっています。