ミツバチの去就
れんげの花を楽しむだけでなく、養蜂箱を置いてもらって蜂蜜を分けてもらおう。という夫の一存で、若い養蜂家さんがミツバチの養蜂箱をれんげ畑の脇に設置してくれました。
無数のミツバチの羽音がブンブンしています。可愛いのかどうかも分かりませんが、遠巻きに眺めて、れんげ畑の上を飛んでいるのを見ては自分の事のように興奮していました。
ある日、様子を見に来たお兄さんたちが田んぼを見渡しながら、
「ハチが少ない」
「ネコ…」
と言っていたのを小耳にはさみました。
無数のミツバチの羽音がブンブンしています。可愛いのかどうかも分かりませんが、遠巻きに眺めて、れんげ畑の上を飛んでいるのを見ては自分の事のように興奮していました。
ある日、様子を見に来たお兄さんたちが田んぼを見渡しながら、
「ハチが少ない」
「ネコ…」
と言っていたのを小耳にはさみました。
私は「農家の嫁」になって間がないので、お兄さんたちが話している内容がさっぱりわからず、「猫がどうしたの?」くらいの吞気さでおりました。

お兄さんたちには2期しか養蜂箱は置いてもらえず、蜂蜜を分けてもらう計画は終了になりました。
私の中でネコとは何だろう?ここは何かおかしいのだろうか?と疑問が湧き、不安に駆られました。
私の中でネコとは何だろう?ここは何かおかしいのだろうか?と疑問が湧き、不安に駆られました。
その後別の養蜂家の方に養蜂箱を持って来てもらったり、我が家も養蜂を手掛けたりしたこともありました。
しかし、安定して蜂蜜は採れませんでした。
しかし、安定して蜂蜜は採れませんでした。
その頃、千葉県の養蜂家である船橋康貴さんの講演会に参加しました。
船橋さんは、
「地球上の食べ物の約70%はミツバチの受粉で支えられている。」
「地球上の食べ物の約70%はミツバチの受粉で支えられている。」
「ミツバチは地球上から確実に消えつつある。」
と言われていました。
引用:船橋康貴さんのHPより
と言われていました。
引用:船橋康貴さんのHPより
その講演会で、私はやっとネコではなくて、ネオニコチノイドという殺虫剤を知りました。
ネオニコチノイドは、昆虫の体内の神経伝達物質アセチルコリンに作用して異常興奮を引き起こして死に至らしめる殺虫剤だとわかりました。
ミツバチの数の減少とネオニコチノイドとの因果関係は科学的に立証されていないそうです。しかし、ネオニコチノイド系殺虫剤の使用が広まった同時期に世界各地でミツバチの大量死が相次いで報告されているそうです。
ミツバチの重要な役目は農産物との関りでした。人間が大きな恩恵を受けていたことを初めて知りました。
それ以降も、我が家の庭にもミツバチがやってくることはほとんどなくなりました。
2016年から農薬や化学肥料不使用の農業を10年間続けておりますが、全体的にミツバチの数が減少している為なのか、今も庭先でミツバチを見かけることはあまりありません。
◀01 農家の嫁ですが、農業はできません
農家に嫁いだからといって、すぐに農業ができるわけではありませんでした。畑の現実と向き合う中で、私が感じた戸惑いや葛藤をお話しします。
03 青色の液体
畑で目にした青色の液体。その正体を知ったとき、私の中で農業への見方が大きく変わりました。
農家に嫁いだからといって、すぐに農業ができるわけではありませんでした。畑の現実と向き合う中で、私が感じた戸惑いや葛藤をお話しします。
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