くりはらみさとのご自愛手帳術

子どもの頃から「いい子」「優等生」と言われ、
その通りの自分でいようと生きてきた。
いつも正解を探して生きてきた結果…
人の顔色をうかがい、気を遣いすぎて空回り。
「自分が我慢すれば」「私が頑張れば」が心を支配していた。

​「これって、本当にそう?」
自分と向き合う時間を作り
​自分の気持ちを書き出すと
​本当自分の心の声が出てきた。
”仕事ってつらいものだよ”
”子どもが大きくなるまでの我慢だよ”
”甘やかす必要なんてないよ”
世間の声に対して自分はどうしたいのか
自分はどう思っているのかが浮かぶようになった。

​そして、私は気づかないうちに
​実の母と同じように我慢する母親になっていた
​そのことに気づいた。

​少なくとも今までの私が続いていたら
「家族のために私が頑張らなきゃ」
「母親ってそういうものだから」
「つらくても仕事に行かなきゃ」
「社会ってそういうものだしみんなそう」
自分が我慢していることを
そのまま娘は私を見て、聞いて、感じて
私のような大人として生きるかもしれない。

​まずは私が私を信じ、認め、愛する。
そして私が私の人生を楽しみながら生きる。
そうすることで娘にもその姿を見せられるし、
自分が満たされることで家族に対しても
満たしてあげようと余裕ができる。
シャンパンタワーの法則のように
自分が満たされないと他の人に
何かを与えることはできないから。

​まずは自分が毎日を楽しむ!
娘に挑戦する姿を見せる!
「どうせ叶わない」なんて
娘に思ってほしくないから。

​私が幸せに生きることで
周りの人も幸せになる。
​ママが幸せに生きることが
​子どもの幸せにつながる。
​ママが自分らしく夢を叶えれば
​子どもも未来をのびのびと描ける。

​ありのままの自分もママである自分も
​愛し愛されながら、
​自分の人生を歩むママを増やせるように。
​「大人になるって楽しい!」と
​子どもたちが思える世界を。

​そんな私の思いを込めて、
​ママが日常の中で少しでも自分に時間を
​使えるようにするために
​ご自愛手帳術を始めました。