〜子どもの未来に“考える力”と“人としての力”を〜

「社会科って、『覚えるだけ』の教科なんですよね？」
初めて面談に来られた保護者の方から、そう聞かれることがあります。

たしかに、教科書にはたくさんの用語、年号、出来事が並んでいます。
それらを覚えれば点数が取れる…そう考える保護者の方も少なくありません。
しかし、よく考えてみてください。
あなたが中学生のとき、『覚えるだけ』で１００点が取れましたか？
・・・ほとんどの方が「無理」と思われたのではないでしょうか。
そう、社会科のテストで平均点以上を取る、実は難しいことなのです。

社会科で平均点以上を取れるようにする、そのフォローができればと私たちは思っています。

しかし、私たちはただ“暗記させる”ことを目指してはいません。

社会科という教科は、本当はとても人間らしい学問です。
歴史には人が生きた物語があり、地理には暮らしの知恵があり、公民には社会のルールがあります。
一つ一つの知識の奥には、「なぜ？」「どうして？」という問いがあり、それを自分の頭で考えることで、ただの情報が“生きた知識”へと変わるのです。

フローライトゼミナール（フロゼミ）は、そんな社会科の魅力を、子どもたちに伝えたいと願って指導を行っています。



〜「教える」ことの先にある、「育てる」使命〜

私は中学生の頃、学校の先生と塾の先生に憧れてこの道に進みました。
はじめはがむしゃらに知識を教えていましたが、次第に疑問を感じるようになりました。

――ただ点数を取らせるだけで、本当にいいのだろうか？
――その先に、どんな価値を伝えられるのだろうか？

そう考えるようになってから、授業の中で「思考の扉」を開くことを意識するようになりました。
答えだけを教えるのではなく、子ども自身が考え、選び、決断できるように導く。
それが、私たちフロゼミの使命です。

子どもたちが人生の岐路で“より良い選択”ができるように。
その力を、日々の授業を通して育てていきたいと考えています。



〜「社会で生きていく力」を、社会科で育てたい〜

私は一度、重い病気で入院したことがあります。
そのとき、命を救ってくれた看護師さんに「良い人ですね」と言っていただきました。

理由を聞くと、「看護師をバカにする患者さんもいる」と。
それは信じられない光景でしたが、退院後、私はこう決めました。

「人に迷惑をかけない、人に思いやりの心を持てて、人に親切になれる大人に育てたい」と。

社会科という教科は、「他者とともに生きる力」を学ぶ場でもあります。
歴史上の人物の葛藤から、制度の仕組みから、人間の営みを知ることができるからです。
学ぶほどに、世界を理解し、誰かを思いやれるようになる。
その積み重ねが、「信頼される人」「社会で役立つ人」へとつながっていくのだと、私は信じています。

一人ひとりの未来のために、誠実に向き合います
フロゼミは、生徒一人ひとりに“思考の扉”を開いてほしいと願っています。
そして、保護者の皆さまとも同じ目線で、お子さまの未来を一緒に考え、伴走したいと思っています。

点数だけではなく、「なぜ？」「どうして？」と考える姿勢を。
社会を見つめ、自分の言葉で語れる力を。
そして、誰かを思いやれる心を。

一人ひとりの子どもたちが、自分の力で未来を切り拓いていけるように。
それが、進学塾フローライトゼミナールが目指す「学び」のカタチです。