【健全な食が育む、子どもと大人の地域の場づくり】
市民が身を寄せる場所が本当に少なくなった昨今です。地域のコミュニティを創ることを考えた時に、それは食と親子が中心になると感じていました。
場づくりは関わる人と仕組み、それが幾十にも重なって、多層的な場所となり多様な人が触れ合う。
切り口は違っても必ず通じ合える要素を混ぜ合わせる。
一人一人が一人称で過ごせる時間と場所を一人一人が尊重して創っていけたらと考えています。
子供の貧困が進み、この国では7人に1人が貧困と言われるようになりました。
「自己責任」という言葉をよく振りかざす人が増えましたが、そうですか？社会というものは支え合う仕組みじゃなかったのですか？
私たちは未熟です。完璧な仕組みは考えつきませんが、食と子供と大人と地域が繋がっていけば、場づくりはみんなの楽しみになるのでは無いでしょうか？
子供は弱者と捉えがちですが、子供の感性、感情、行為に大きく影響されることは多いです。むしろ、答えは子供たちの方が知っている場合が多いはず。
子供も大人も安心出来る場所があったなら、子供から学べることは実は計り知れない。その素晴らしい発想を大人たちが学ぶことで世界は確実に善くなっていく。
食堂をコミュニティにするって発想は真新しくありません。しかし、私たちは、人を繋げるツールとして「食」「子供食堂」「滲み絵ワークショップ」「リズムワークショップ」を使うことで新しい複合的な場づくりに挑もうとしています。