ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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皮のしくみ(皮膚)②

皮のしくみ(皮膚)②
【ツメの甘い話】

(つめの構造)


私は自分を反省して、

じっと自分の指の爪を

見ているときがあります。


けっして形の良くない爪ですが、

なぜか心が落ち着くのです。


ところで、爪は何のために

あるかご存じでしょうか。


人の爪は犬や猫と違って

平たくなっています。


これは指先を使って物を

つかんだり、道具を使ったり

するためです。


平たい爪を支点にして、

骨が半分しかない指先に

力を込められるように

しているのです。


ケガなどで爪を失うと

指先に力が入りません。


足の指の爪の形が悪いと、

つまずいて転倒しやすくなる

という報告もあります。


爪はかなり大事なもの

なのです。


爪は根元にある細胞が

増えて、ケラチンという

タンパク質をためこんで、

硬く変化してつくられます。


つまり爪は細胞の死骸である

といえます。


ここが骨と違うところです。


ですから爪は焼くと燃えて

なくなってしまいます。


「お骨」としては残らない

のです。


また、爪にはたくさんの

水分が含まれています。


マニキュアの除光液の

ような有機溶剤を使いすぎると、

爪の水分が失われて割れやすく

なります。


付け爪やネイルケアが

はやっています。


その一環で爪の根元の

薄い皮、つまり甘皮をしきりに

はがして取り除く人が

いるようです。


でもこの甘皮は爪の根元から

バイ菌が侵入するのを防ぐために

あるので、あまりしつこく

取らないほうが良いと思います。


爪の根元を赤く腫らしている

ご婦人を、時々見かけますので

ご注意を。


思いつくままの話でツメが

甘くなりました。


爪を見て反省します。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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