ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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温かみのしくみ(体温)④

温かみのしくみ(体温)④
【日差しにご用心】

(熱放散のしくみ)


この季節は、強い日差しを

浴びながら、戸外で仕事や

レジャーをする機会が多く

なります。


でも、熱中症には用心

しなければなりません。


人は生きるために常に

エネルギーを消費し、

体熱をつくっています。


体熱によって体温が上がって

しまうので、血液を使って

皮膚まで運び、体温より

低い外気温で熱を冷ます、

つまり放熱をしています。


ですから、気温が上昇すると

放熱の効率が悪くなるので、
汗をかいて放熱の効率を

高めています。


夏は、体温調節のしくみには

ムリがかかっていると考える

べきです。


戸外での力仕事やスポーツなどは

エネルギー消費が多く体熱の

産生が高まります。


ところが、強い日差しを

浴びると、気温が高いだけで

なく、皮膚表面の温度そのものが

日差しのために上がってくる

のです。


こうして、熱がたくさん

できているのに、皮膚での

放熱の効率が悪くなるので、

事態は悪化します。


初めはたくさん汗をかいて、

何とか調節します。


でも、日差しが強いと

汗はすぐ蒸発して、

汗をかいている意識が

ありません。


さらに、水分補給を怠ると、

汗の出が悪くなり、

皮膚の温度が上がり、

放熱効率は一気に低下します。


こうして、熱が体にたまり、

体の変調が起こります。


頭痛、吐き気、全身のだるさ

などが現れます。


熱がたまっているので、

体温は上がります。


ちょうど、カゼを引いた

ようになるので、カゼと

誤解する場合もあります。


私も学生のころ、

夏の部活動で熱中症になり、

2日間も伏せてしまった苦い

経験があります。


ご用心です!


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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