ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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温かみのしくみ(体温)①

温かみのしくみ(体温)①


人の肌の温かさは、

生命を実感するものの

つです。


なにせ、死んだら

冷たくなるのですから。


でも、魚やカエルなどは

触ると結構冷たいのですが、

確実に生きていますよね。


人や犬や猫など触ると

温かい生き物には、

かなり複雑なしくみがあり、

その温かさが生きていく

ために必要なのです。


命の温かさを考えます。

【汗をかくわけ】
(発汗機構)


気温が高いと、昼も夜も

汗がちになって、不快ですね。


暑くなると汗をかくのは

当たり前ですが、なぜ汗を

かくのでしょうか。


それは体温調節のためです。


人は生きていくため

エネルギーを消費し、

必ず熱が生じます。


ですから、体温を一定に

するためには、生じる熱を

体から放散しなければ

なりません。


体内で生じた熱は

血液を温め、血液は皮下に

来たときにその熱を皮膚に

伝えます。


皮膚に伝わった熱は、

そのまま外気や衣服に

放散されます。


皮膚は体温を調節する

ための重要な器官なのです。



しかし、気温が上がったり

すると、この熱の放散が

しにくくなります。


そこで、汗をかき、

その汗が皮膚の上で

蒸発する際に皮膚の熱を

奪っていく現象を利用する

のです。


この奪われる熱を

気化熱といいます。


試しに、手のひらを

べロっとなめて、その手を
振って見てください。


なめたところだけが

スースーします。


ついた睡が蒸発して気化熱を

奪うからです。


汗のしくみも同じなのです。


ですから汗は、かいて

蒸発させて初めて効果的と

いえるのです。


汗がダラダラ流れる状態は、
熱を放散する効率が落ちて

いる状態です。


とくにぬれた衣服は、

蒸発を妨げてしまいます

から、取り換えたほうが

いいのです。


でも、そんなことはみなさんも

とっくにご存じのことでしょう。


乾いた衣服に取り換えたら

スッキリさわやか、涼しい

気分になるからです。


その理由は、皮膚からの

熱の放散が進んだから

なのです。


生活の知恵の裏に

科学ありですね。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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