ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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脳のしくみ(脳神経系)⑩

脳のしくみ(脳神経系)⑩
【ノド越しの涼しさ】

(口渇感)


暑さが続くと、冷たい飲み物や

冷たい食べ物が欲しく

なりますね。

暑いときに冷たいものを

口にするのは、冷たいものが

体を冷やすからと思っている

方も多いようです。


でも、実はそうではありません。


体温は脳で一定に調節されて

いるので、冷たいものを口にして

体温がすぐに下がるわけでは

ありません。


それに、冷たいものを口に

入れても、ノドを通過して

胃に入るころには体温でかなり

暖められ、体温と同じになって

しまいます。


つまり、体温を下げるのではなく

食べ物や飲み物の冷たさを感じる

ことが大事なのです。


でも、口の中に水や氷を含んで

そのままにしていても、涼しさを

感じる場面は少ないのでは

ないでしょうか。


実は、人は、冷たいものを

飲み込むその一瞬に、涼しさを

感じています。


つまり「ノド越しの冷たさ」が

大事なわけです。


それには理由があります。


人が暑さを感じるときには、

すでに体温調節のために発汗が

起こっていて、軽い水分不足に

なっています。


そこで、水分不足のサインである

口渇感を感じます。


これは、体全体のこと

なのですが、「ノドの渇き」と

表現されるように人はノドに

感覚があるように感じています。


そこで、口渇感を癒やすのには

冷たいものがノドを通過する

刺激がいちばん効果的なのです。


たとえば、ノド越しのよい、

冷たいおそばなどのめん類を

よく食べます。


ビールもそうです。


冷たさと炭酸の効果でノドを

刺激しますので渇きに最適です。


ただし、アルコールは

排尿を促進して体から水分を

失わせるので、ビールでは

脱水状態が改善しません。


ですから、真夏のビアガーデン

では、ビールのほかに水分補給を

がけてください。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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