ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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おしっこのしくみ (腎泌尿器系)③

おしっこのしくみ
(腎泌尿器系)③
【濃いおしっこ、薄いおしっこ】

(尿濃縮希釈機構)


おしっこの様子を

日々観察をすると、

おしっこの色は

いろいろと変化している

ことに気づきます。


あるときは全く透明で

色がなく、まるで水だけが

出て行っているようなときも

あります。


また、あるときは

黄色い色がついていたり、

また、あるときは掲色から

茶色をおびて、見ように

よっては赤く見えたりします。


でも、これらの色は異常では

ありません。


たとえば、喫茶店でコーヒーを

飲みながら1~2時間ぐらい

おしゃべりをするとトイレに

立ちたくなりますが、

そのときのおしっこは

色がありません。


コーヒーにはおしっこの

排せつをうながす作用があり、

また、たいていはコーヒーと

一緒に水を飲んでいるので、

腎臓は過剰な水分を

おしっことして出すからです。


辛いカレーを食べて

水をたくさん飲んだときも

同じことが起きます。


このようなおしっこを

希釈尿といいます。


一方、炎天下でスポーツや

ジョギングなどをして

クタクタになったときにも、

おしっこは出るわけで、

そのときのおしっこは

とても濃い褐色をしている

ことが多いのです。


体は水分不足ですから、

腎臓は水をなるべく出さないで、

体のゴミだけを出そうとします。


それで尿の着色成分

(ウロクロム)も濃縮され

色がつくのです。


これを濃縮尿といいます。


濃縮尿が出たときには、

体が水分不足であるシグナル

ですから、積極的に水分を

とりましょう。


おしっこをじっくりと

ご覧になることは

あまりないかもしれませんが、

健康のために、できれば毎回、

色ぐらいは確認しても

いいかなと思います。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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